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メディカルハーブ-22   リコリス

漢方製剤に使用されている甘草( カンゾウ=G.uralensis )と同じ仲間で、秋に採集した根の部分を使用します。甘草と書くだけあって根に含まれているグリチルリチンは、砂糖の50倍の甘味を持ちます。 

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このグリチルリチンが、副腎皮質ホルモンなど各種ホルモンの分泌を促進する働きがあります。抗炎症作用やステロイド治療後の副腎皮質活性化作用は、この働きによるものと考えられています。

リコリスは紀元前500年頃から薬として用いられ、現在でも胃潰瘍の治癒を助ける薬として薬局方に記載されています。また、強力な去痰薬としても作用します。

体液貯留を引き起こしますので高血圧の人やジゴキシン(ジギタリス)系の薬剤を用いている人は使用できません。

◆ 和名     ナンキンカンゾウ

◆ 学名     Glyeyrrhiza  glabra 

◆ 主要成分  サポニン、グリチルリチンなど配糖体、エストロゲン類似物質、クマリン、フラボノイド、ステロール、コリン、アスパラギン、揮発成分 

◆ 作用     抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗関節炎作用、副腎皮質刺激作用、胆汁分泌作用、血中コレステロール低下作用、胃粘膜保護作用、抗アレルギー作用、冷却作用、去痰作用、緩下作用

 

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