気温が上がり、氷や雪が融けましたが…
安曇野も平年と比べ、 厳しい寒さと降雪の多い冬となっています。ハクチョウが越冬する御宝田遊水地や狐島・冬水田んぼも、先月下旬から結氷しました。
ハクチョウの世話をしている「御宝田白鳥の会」では、日中も数羽のグループに分かれて飛翔するハクチョウの姿も少なく、氷が張ったことで動きが鈍くなっているのではないかと心配していました。
しかし、6、7日にかけてこの時期としては珍しく気温が上がり、雨が長時間降ったことから雪がすっかり姿を消しました。
結氷も融け、ハクチョウも元気を取り戻したようです。安曇野に飛来するハクチョウも日本海側の大雪が影響してか、ここに来て一気に数を増やしました。4日現在で、すでに1,000羽を超しています。
安曇野周辺の平地の雪はほとんど消えましたが、大町市まで行くとうっすらと雪が残り、山間地の美麻地区はまだまだ深いところがあります。
美麻地区には昔ながらの木製の火の見櫓が残っていますが、北風の吹き荒ぶなかしっかりと足を据え、地域の安全を見守っています。
この火の見櫓、年内に新たに建て替えられる予定になっているということです。
近くに水車小屋があり、冬期間は凍りつくことから運転を中止していますが、藁葺き屋根の積雪が溶け出したくさんのつららを作っています。
しかし、このまま春へとまっすぐ進むかというと、そういうわけにはいきません。まだまだ降雪はありますし、最高気温が氷点下以下の真冬日もしばらく続く日があります。
この冬の厳しさが、今年の農作物の出来に好影響をもたらしてくれるとよいのですが…。
| 固定リンク
「ハーブガーデンと安曇野の自然」カテゴリの記事
- 海を渡る蝶・アサギマダラを見ました(2012.10.04)
- 安曇野で野性スズムシの美しい音色を楽しめます(2012.08.30)
- 里山再生の活動が「蝶の森」を造りました(2012.08.07)
- いま咲いているガーデンの花々-5(2012.07.20)
- ハーブガーデンの“住人”、キジの親子が姿を見せました(2012.07.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント