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メディカルハーブ-17   スティンギング・ネトル

ネトルは、 葉や茎にヒスタミンを含む鋭いトゲがあります。うっかり素手で触ると激しい痛みがしばらくの時間残ります。しかし、乾燥させるとこのトゲは自然な形で取れ落ちてしまいますので、こういった心配はありません。

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茎からは、織物の繊維が取れます。アンデルセン童話にもネトルから糸を紡ぐ場面がでてきますので、かつては広く利用されていたのでしょうか。

ネトルはビタミン、ミネラル類が豊富な上に、多くの薬効があります。ミネラル類は、鉄やカリウムなどを多く含み、貧血の改善に用いられてきました。

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カンジダ膣炎など婦人病の治療にも用いられるほか、月経時の出血量をコントロールする効果もあるといわれます。

またネトルは、古くからアレルギー症の治療にも使われてきました。花粉症の諸症状を緩和するほか、抗アレルギー成分を含有することからアレルギーの体質改善にも役立ちます。

このほか、尿酸を取り除く作用があることから、痛風や関節炎などにも使用されるほか、血糖値を下げる効能も確認されています。根は脱毛とふけを予防するコンディショナーとして、伝統的に用いられます。

◆ 和名     セイヨウイラクサ

◆ 学名     Uritica dioica  

◆ 主要成分  フラボノイド(クエルセチン)、フラボノイド配糖体(ルチン)、クロロフィル、フィトステロール(β-シトステロールなど)、βカロチン、ビタミンC、葉酸、ミネラル(ケイ酸、カルシウム、カリウム、鉄)

◆ 作用     利尿作用、浄血作用、消化促進作用、収斂作用、強壮効果、滋養、止血作用、母乳分泌促進作用、壊血病の予防

 

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