メディカルハーブ-15 ホップ
雌雄異株の蔓性植物で、蔓の高さは7~12㍍になります。雌株に毬花(まりはな)と呼ばれる松かさに似た花をつけます。
雌花の苞葉の基部にあるホップ腺が、ビールの苦味や香りづけに利用されます。
苦味成分には、唾液や消化液の分泌促進作用があります。鎮静効果も強く、アルコール、催眠鎮静剤、鎮静性サプリメントなどとの併用には注意が必要です。
消化不良に対しては食前、不眠症には就寝一時間前に飲用します。
生のホップは、過度の傾眠状態の原因ともなりますので、乾燥したものを使用します。
◆ 和名 セイヨウ カラハナソウ
◆ 学名 Humulus lupulus
◆ 主要成分 メチルプテノール、キサントフモール、イソキサンフモール、8-プレニルナリンゲニン、ホップフラボノール
◆ 作用 鎮静作用、消化促進作用、食欲増進作用、エストロゲン様作用による更年期障害の改善作用、Ⅱ型糖尿病のインスリン感受性の改善作用、花粉症状の緩和作用
| 固定リンク
「ハーブとハーブティーの話」カテゴリの記事
- メディカルハーブ-22 ワイルドストロベリー(2012.07.10)
- メディカルハーブ-22 カルダモン(2012.06.07)
- メディカルハーブ-22 メドースイート(2012.05.21)
- メディカルハーブ-22 ギンコー(2012.06.22)
- メディカルハーブ-22 ルイボス(2012.03.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント