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2010年7月

安曇野の野花-3

ニッコウキスゲが咲きだしています。以前は、山地や高山の草原などに群生していましたが、近年は鹿などに食害され減少しているということです。

そして、この仲間にはアブラムシなどが好んで寄生します。花や茎から養分を奪われ、元気をなくしているようです。

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野原や林の渕などに生えるヤブカンゾウです。若葉はおいしい山菜として、人気があります。花は雄しべの全部または一部が、花びらのようになって八重咲きになるのが特徴です。

一重咲きのものはノカンゾウと呼びます。どちらも一日花で、英名でデイ・リリーと呼んでいます。

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アカツメグサも、花咲きだしました。ムラサキツメクサともいいます。道端や荒れ地でも目にするのは、牧草として輸入されたものが野生化したからです。

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ヤマハギも咲きだしました。秋の七草の一つですが、7月ころから10月ころまでが花期になります。古くから親しまれ、『万葉集』にもよく詠われている花です。

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ツキミソウ(月見草)あるいはヨイマチグサ(宵待草)の名で親しまれているオオマツヨイグサです。

その名のとおり、夜になって花開きますが、涼しい高原や山地では日中でも開花します。この写真は、朝早くにまだ夜露が乾いていないときに撮りました。

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花弁が5個で先端が細かく裂けているカワラナデシコです。

山野の日当たりのよい草原や河原で目にすることができます。これも秋の七草の一つですが、もう咲きだしています。

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ノアザミが、赤紫色の頭花をつけています。茎葉の先端に刺があります。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-15

暑くなると赤紫色の花を穂状につけるパープル ルースストライフが、今年は例年にもましていち早く咲きだしました。やはり、この暑熱のなせる由縁でしょうか。

葉は発酵させると、まろやかな味のアルコール飲料になります。また、収斂作用がありますので、肌をひきしめ、しわを防いだりします。

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通常、二年草とされるバイパースビューグロスが花開いています。こうして2年目に穂状花をつけますが、蕾のころはピンクや赤紫色で開花にともない花色が青色に変化します。

花は砂糖漬けやサラダに利用します。長くて目の粗い葉は利尿、強壮作用が強いほか、解熱、鎮咳、炎症による痛み、頭痛などに用います。

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花や葉に触れると、ミントの香りがするマウンテンミントです。ミントの名がつきますが、サルビアの仲間です。

種から播いても、純種は増えませんので香りのよいものの枝を挿し木して殖やします。

葉は乾燥させて、強壮、消化不良、疝痛、月経不順などに用います。

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プレイジングスター、別名リアトリスも咲きだしています。地下に褐色の塊根ができ、花茎をたくさんだします。丈夫で育てやすく、耐寒性もあります。

塊根に利尿、強壮効果があります。  

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花色は通常、赤色ですが、このように青紫や白の変種もあります。     

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ロシアンセージの開花も例年より、かなり早く花をつけています。いつもは、晩夏から初秋にかけてなのですが…。

そして花色も、ことしは薄紫色がより薄くなっています。

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安曇野の野花-2

シモツケが花開いています。初夏から夏にかけて、ピンクまたは白色の五弁の集合花を咲かせます。

和名のツモツケは、下野(しもつけ)の国=栃木県に産したことから、この名があるといいます。     

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オオバギボウシが淡い紫の入った花をつけています。長い総状花序で、花の先は6裂します。山地の草原などで、よく見かけることができます。

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ヤブランも、花茎を立ちあげました。山地の木陰に生えています。

やぶに生え、ランの葉に似ていることから、この名があります。ですから、葉は深緑色で光沢があります。

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ヘビイチゴが鮮やかな赤い実をつけています。この実が食用にはならず、ヘビが食べるものとしてヘビイチゴの名がつけられたそうです。

田の畔や湿った草地に多くあります。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-14

ビールの苦みと香りに利用されるホップです。太い根茎が四方に伸びて蔓を伸ばし、長さは6~10㍍にも及びます。この時期、毬花(まりはな)と呼ぶ黄緑色で球状の花を無数につけます。

雌雄異株ですので、雌株を植えなければ花はつきません。葉は初め卵形ですが、大きくなるとともに大きく切れ込みが入ります。葉の数も多く大きいので、日陰を作るにはもってこいのハーブです。

メディカルハーブとしては、鎮静、消化促進などに用います

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バーベナ・ハスタータが白花を咲かせています。華やかさこそなくひっそり、やや遠慮がちな花姿ですが、白いこともあって清楚感を主張しているようです。

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イエローヤロウが、黄色い頂上花をつけています。ヤロウの変種になり、花茎は1㍍ほどになります。

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レディスベッドストロウも黄色の小花を、密集させて開いています。この花から黄色の染料が採れます。

また、地上部は凝固作用がありますので、外用として止血剤に用い、チーズづくりなどにも利用します。スイートウッドラフと同じ仲間になります。

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以前、ご紹介したエキナセアですが、前のは一重咲きの種(エキナセア・フルプレア)でしたが、ここに来て八重咲き種(エキナセア・ダブルデッカー)が咲きだしました。

エキナセア自体が存在感のある花なのですが、八重咲きはまた重量感をかもし、どっしりとした雰囲気があります。

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秋に真紅の紅葉を楽しませてくれるスズランノキが、たくさんの白花を咲かせ始めています。

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和名で、なぜスズランノキというかというと、ご覧のようにスズランに似た白いベル型の小花を穂状に無数につけることから、その名があります。

この花穂は、冬枯れしても翌春遅くまで落ちません。

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安心して使用できる制汗消臭剤

暑い夏…となると、気になるのがわきがや汗などの体臭。制汗消臭剤は、肌に直接触れるものですから、肌が敏感な方にも安心して使用できるものを選びたいですね。効果はもちろん、気持ちもリラックスできる消臭剤を2点ご紹介します。

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一つ目は、ロールオンタイプの「デオドラント スキンローション」(写真左)です。オーガニック成分を使用して、安全性に懸念があるといわれるアルミニウムを使用せず、安心にこだわっています。

ですから、日に何度も重ねづけもできますし、レモングラスの精油でさわやかなレモンの香りが漂います。

オーストラリア最大のオーガニック認証機関ACOの認定商品で、ACOは水と塩以外の配合成分のうち、95%以上がオーガニック原料、残りの5%も天然成分を使用しているものを認定基準としていますが、このデオドランド スキンローションは97.2%を占めています。

もう一つは、スイス原産のアルム石を主原料にした「デオクリスタル」(写真右)です。この原料の制汗作用、防臭効果で、肌をサラッと快適、清潔に保ち、まったくベタつきはありません。

お出かけ前や入浴後にぬるま湯などで湿らせ、臭いの気になる部分に数回塗り、乾いてから衣服を着用すると、1日一回の使用で消臭効果が発揮されます。

安心してお使いいただける制汗消臭剤で、汗をかく暑い夏を乗り切ってください。

 [ 制汗消臭剤 ]

       デオドラント スキンローション          70ml        1,575円(税込み)

     デオクリスタル              115g    2,940円(税込み)

* 「制汗消臭剤」は、通信販売でも取り扱っていま す。  詳しくは、TEL 0263(83)7782へお問い合わせください。

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安曇野の記念年~荻原碌山没後100年

今年は、安曇野が生んだ日本近代彫刻の先覚者・荻原碌山が1910(明治43)年4月、新宿中村屋の居間で亡くなってから100年を迎えた記念の年になります。

生前の碌山の作品や資料を保存展示している碌山美術館では、没後100年を記念した企画をこれまでも催してきていますが、7月24日(土)から「新宿中村屋サロンの美術家たち展」が始まります。

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新宿中村屋の創始者・相馬愛蔵と黒光夫妻は安曇野・穂高に住んでいたころから同郷の碌山と交流がありましたが、上京して事業を興し成功してからも、パリでロダンから学んで帰国した碌山を物心両面で支えました。

相馬夫妻には、一商人の事業を通して社会に貢献したいという考えがあり、芸術・文化のほかに人道支援の面でも活動の領域を広げていきます。そうした活動の中で中村屋に集まった芸術家や文化人の人たちは、「中村屋サロン」と称されるようになりました。

今回の展示では、この中村屋サロンの芸術家である碌山、戸張狐雁、高村光太郎、斎藤与里、中原悌二郎ら15人の生命感と浪慢性にあふれた作品と資料を公開します。

8月24日(日)までで、会期中は無休/午前9時~午後5時10分/大人700円、高校生300円、小中学生150円/問い合わせ先 : 碌山美術館 TEL 0263・82・2094

詳しくはこちらです。 → 碌山美術館 www.rokuzan.jp



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小動物や昆虫の生態がわかる写真展

昆虫や小動物、菌類をふくむ植物などの生態、あるいは山岳を含む大自然の営みを、時間をかけてリアルに写し取った写真展をのぞいてみませんか。

いま、安曇野市穂高の穂高交流学習センター“みらい”で、「第3回 田淵行男賞 写真作品公募受賞作品展」が開かれています。

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「BAT TRIP」と題した組写真は、北海道に生息するいろいろな種のコウモリの知られざる生態を克明に追い、作者が「獣の中でこれほど巧みに飛翔できる者はいないはずだ」と感嘆するほど、その行動に迫っている力作です。今回の、最優秀賞にあたる田淵行男賞受賞作品です。

また、「オオムラサキと共に」は、大型の美しい青紫色の翅をもち、日本の国蝶とされるオオムラサキの交尾から産卵、孵化、幼虫、蛹、成虫にいたるまでの記録写真です。都市近郊では生息地が減り、準絶滅危惧種にしていされているオオムラサキの保護のために、食樹のエノキを植えることから始めた人社会との共生を追っています。

この写真展は、著名な山岳写真家であり、高山蝶の研究などでも多くの功績を残した田淵行男の業績を展示している田淵行男記念館が、開館20周年を記念して企画しものです。自然写真、山岳写真分野の新人発掘を目的にして写真の公募をおこない、組写真129作品の中から最優秀賞などの7作品を展示公開しています。

この後、東京、大阪でも同展示会が開催されます。

7月27日(火)まで/午前9時~午後9時30分まで/木曜日休館/入場無料/問い合わせ先:穂高交流学習センター“みらい”  TEL 0263(81)3111

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-13

日本に、明治の初めに渡来したという比較的長い歴史をもつソープワートです。

耐寒性もあり丈夫なこともあり、野生化した時期もあったようですが、最近は数を減らしてきているようです。

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別名(学名)でサポナリア、すなわちサポニンを含んでいる草ということですが、和名のサボンソウの方が親しみやすいかも知れません。

サボン→シャボン、つまり石鹸のことですが、非石灰質の水(硬水)で煮沸するとサポニンが溶けだし、石鹸液ができることから石鹸のない時代、ヨーロッパではこのソープワートを洗濯に用いてきました。

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スカビオサも、次々に花を咲かせています。スカビオサ、すなわちマツムシソウですが、世界には60種以上あるといわれます。

日本在来のマツムシソウは、淡い紫色の花を咲かせますが、初夏から秋にかけて淡黄花をつけるアルパイン・スカビオサは、アルプス原産になります。

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さらに赤花のマツムシソウもあり、やはり初夏から秋にかけて花をつけます。

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ラベンダーもは開花しています。グロッソ、ヒッドコート、ロイヤルパープルなどのイングリッシュ、ラバンディン系を植え込んでいます。

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ネムノキも全体に花をつけ始めています。

ネムノキの名は、左右に分かれている複葉が夕方になると合わさって閉じたようになりますが、この葉の様子に例えて名づけられています。

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ネム、ネゴの別名もありますが、英名はシルクツリー。淡紅色のながく美しい繊細な雄しべの模様を絹糸に見立てて名づけたようです。

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シーホーリー、別名(学名)エリンジウムが、青色の花を立ちあげています。茎は銀灰色で硬くしっかりしていますが、花をたくさんつけると、その重みで傾いたりします。

葉は3~5裂して鋭いとげ状の突起がありますので、気をつけなければなりません。

観賞用のほか、ドライフラワーやポプリとして利用します。

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ルドベキアが最盛期を迎えています。花そのもの、花と葉とのコントラストが強く印象づけることから、宿根ボーダーや切り花として利用されています。

秋には周辺にたくさんの種をこぼし、翌春そのほとんどが発芽してきます。

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おいしいアイス・ハーブティーの作り方

暑くなってきますと、「熱いハーブティーは、どうも…」という方もいらっしゃると思います。もちろん、ハーブティーを冷たくして「アイス・ハーブティー」としても、おいしくいただけます。

どうぞ、お試しください。手軽にできるアイスティーの作り方を、ご案内します。

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いつものハーブティーを入れるほかに、用意するものとしてはダイヤアイス(氷)だけです。

① あらかじめグラスなどの容器に氷を4~5個入れておきます。
② いつものようにハーブティーをいれますが、ハーブの量は1.5~2倍くらいにします。
③ 熱湯を注ぎますが、湯量はいつもの3分の1~4分の1にします。湯を入れたら、いつもと同じようにむらします。
④ むらす時間が終わったら、そこへ氷を7~8個入れます。氷が解けてあら熱が取れたら、グラスにハーブティーをそそぐと、冷たくおいしいハーブティーのできあがりです。

このほかに、抽出したハーブティーをあら熱を取ってから、冷蔵庫に入れて冷まし飲むときに氷を適量入れる方法や、いつもは熱湯で抽出しますが、水で一晩、冷蔵庫に入れて時間をかけて抽出して冷たいハーブティーを作る方法もあります。

いずれも、ハーブの用量をいつもより、やや多めにするのがコツです。濃く出過ぎたかなと思ったときは、薄めて下さい。

* ハーブスクエアのHPの「ハーブティーについて」のページに掲載している「美味しいハーブティーのいれ方・飲み方」も、ご参考にご覧ください。

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安曇野の野花-1

安曇野の野山にもホタルブクロが、大きな釣鐘状の花を咲かせています。

日陰の山道の脇や乾燥した草原などでも見かけますので、場所は選ばない丈夫な性質を持っているのでしょう。

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蛍袋の字を当てますが、名前の由来については、子どもたちがこの花の中に蛍(ホタル)を入れて遊んだというのが定説のようです。

また、一説には、下に垂れさがるホタルブクロの花を提灯(ちょうちん)に見立て、提灯(ちようちん)の古語の「火垂る」を用いたという説もあるようです。

この野の花には、どちらの説も似合っているのではないでしょうか。

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トラノオも咲きだしています。花穂が虎の尾に似ていることから、この名がついたそうです。

花穂は一方に偏って向き、白花をつけます。

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平地の日陰でよく目にするドクダミが、かわいい花をのぞかせています。地下茎を長く張って伸びますので、群生しているところを見かけます。

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名前の響きがよくありませんが、古くから薬草として用いられてきた野草です。10種の薬効があるということから、十薬(じゅうやく)と呼ぶこともあるようです。

葉の形もハート形で、ドクダミの名とは違って、なんとなく親しみやすさを感じるのですが…。

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安曇野の水-7 杜江の水

安曇野・穂高を代表する「碌山(ろくざん)美術館」。JR穂高駅に近いこともあり、安曇野を訪れたことのある人は、一度は足を運んだことがあるのではないでしょうか。

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安曇野市穂高の出身で、日本近代彫刻の先駆者となった荻原守衛(おぎわら もりえ)の作品と資料を展示しています。「碌山」は荻原守衛の号で、碌山館はキリスト教に傾倒した碌山を偲ばせる総レンガ造りの教会風建築になっています。

1958年(昭和33年)、30万人の寄付と多くの人たちのボランティア活動で誕生しました。

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入場するとすぐに目に映るのが、碌山の作品「労働者」像です。パリで絵画を学んでいたときにロダンの彫刻「考える人」に出合い、大きな衝撃を受け彫刻家になることを決心した碌山。ロダンに師事したこともあり、その影響をうかがい知れる作品が野外展示されています。

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館の正面入り口のドア飾りやドアノブにもブロンズ小品が、さりげなく配置されています。

館内には、重要文化財に指定されている絶作「女」をはじめ、「文覚」「デスペア」などの作品が並びます。

その館入り口の左手に「杜江(もりえ)の水」が流れています。来館者に安曇野の水で喉を潤してもらおうと、1998年(平成10年)に掘られた井戸水です。

緑陰が日差しをさえぎり、静かな雰囲気のなかで味わう水のまろやかさが喉ごしに実感できます。

「杜江」の文字は、碌山が書簡のサインにたびたび用いていたことに因んでいます。そして、水を汲みあげる柱部分にも十字架文様の木彫が施されています。

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喉を潤して上を見上げると、屋根の上のフエニックス(不死鳥)が目に飛び込んできます。碌山は30歳の若さで早逝しましたが、遺した作品の傑出した魅力を象徴するかのように羽ばたいて見えます。

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* 碌山美術館の詳細はこちらです。→  http://www.rokuzan.jp/

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いま咲いているカーデンのハーブと草花-12

エキナセアが花を咲きだしました。根茎があり、茎は長く、こうして頂茎に頭花をつけます。

近年、エキナセアがもつメディカルハーブとしての様々な作用が注目されています。免疫賦活、抗生、抗ウイルスなどの作用があることから、免疫力アップのハーブとして、ハーブティー愛飲者に人気急上昇です。

ハーブティーには、根茎をはじめ全草用います。

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純白の手毬のような球状花のアナベルが見ごろを迎えました。

このアナベルは、花芽をつけたころはグリーンで、大きくなるにつれ淡いグリーンに変わり、そして花の最盛期は白色へと花色が変化します。

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暑さ、寒さにも強く、日当たりが良くても、半日陰でも育ちます。高さ、横幅とも1.5㍍近くになり、こんもりとした形を作ります。大きくなったら株分けもできますし、挿し木で増やすことができます。

花が終わってもそのままにしておくと、ドライフラワーのようなかたちで花が残ります。冬枯れした状態も、風情があります。剪定は地際近くまで行ってもかまいません。

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様々な料理の調味に使用されるオレガノです。花は白色から紫紅色までいろいろあります。葉の色も濃い緑、明るい緑、斑いりのものなど多種あります。

料理に使う場合は、フレッシュ(生葉)よりドライにしたほうが青臭さも取れ、さわやかな香りが増します。

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セントジョーンズワートが、あざやかな黄花を開きだしました。花の開花期間は比較的長く、半月以上は咲いています。花には軽いレモンの香りがあります。

直立する茎は枝分かれし、50~100㌢㍍にもなり基部は木質化します。

メディカルハーブとしては、花の部分に抗ウイルス、収斂、鎮静作用があるので、浸出液を作り炎症、外傷、下痢、やけど、痔疾、静脈瘤などに用います。暗く沈んだ気持ちの改善にハーブティーとして飲用したりします。

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ベルガモットも、ここにきて一斉に開花しだしました。

エッセンシャルオイル(精油)にベルガモット油がありますが、この柑橘類のベルガモットとはまったく別物で、混乱するのを防ぐため学名のモナルダで呼ぶこともあります。

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花に蜜があり、ミツバチがよく飛びまわります。ですから別名「ビーバーム」とも呼びます。ビーはミツバチ、バームはよい香りのする、というようなことでしょうか。

そして和名は「タイマツバナ」です。花姿が赤々と燃える、あの松明(たいまつ)を連想させることからきているようです。

花色もいろいろあり、白、赤、ピンク、赤紫、紫など多彩です。

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花茎を180㌢㍍ほどたち上げ、薄いピンクの混じった白色花をつけるマーシュマロウも開花しています。葉や根にたくさんの粘液質を含みますので、去痰、潰瘍の修復などを目的にハーブティーとして利用します。

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ガーデンを彩る草花として植え込んでいるベロニカも、梅雨空の中に濃い青色の花を立ちあげました。

日本在来種のトラノオの仲間です。写真はロンギフォリアという種ですが、ベロニカは種も多く、花色や草丈も多様です。

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肌にやさしい日焼け止めクリーム

過度の紫外線を浴びて肌にダメージを与え、しみ、しわ、たるみなどを作らないようにするための予防法は、外出する前に、日焼け止めクリームを塗り、あらかじめ保護することが一番です。安心してお使いいただけるクリームを、2点ご紹介いたします。

はじめに 「ねんどの日焼け対策」(写真右)です。粘土といっても、国内産のモンモリロナイトというすぐれた特性を持つ超微粒子の結晶が素材です。この粘土のクリームを肌に薄くのばして塗りますと、微粒子が塗った部分に薄いフィルム状の被膜を作ります。

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この膜が肌への紫外線浸入を防ぎ、外気の刺激から肌を守る上で大きな働きをします。また、皮膚呼吸を妨げない、この超薄被膜がもともと肌が持っている保湿成分の発散を防ぐ働きもしてくれます。さらに配合している4種の植物エキスや保湿成分が、肌の乾燥を防ぎキメを整えます。

もう一つは、使いやすい乳液タイプの「ハーバルマイルドUVプロテクト」(写真左)です。サラサラなつけ心地で、紫外線吸収剤、鉱物油、香料、着色料、アルコール、動物性原料などは一切使っていない、安心できる日焼け止めクリームです。

肌の乾燥を防ぐため、植物エキスを多く配合していて、スムーズに伸びて白浮きしないので、化粧下地としても使用できます。

どちらも妊娠中の方やスキントラブルを抱えている方にも、安心して使用できる日焼け止めクリームとなっています。

[ 日焼け止めクリーム ]

   ねんどの日焼け対策                   1785円(税込み)

   ハーバルマイルドUVプロテクト     40ml入り   2940円(税込み)

    

 

* 「日焼け止めクリーム」は、通信販売でも取り扱っています。 

   詳しくは、TEL 0263(83)7782へお問い合わせください。

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涼風のなかで安曇野薪能はいかがてすか

安曇野の大自然を背景に、かがり火が照らし出すなかで有限の世界を楽しめることから人気の「信州安曇野薪能」が、8月21日(土)午後5時30分から明科龍門渕公園の特設能舞台で開演されます。

今年で20回目を迎えたことからプログラムも多彩で、慶事の際に舞われてきた「翁(おきな)」が記念演目として上演されるほか半能が二題、そして人間国宝の野村 萬さんが狂言「樋の酒(ひのさけ)」、同じく人間国宝の九郎右衛門改め片山幽雪さんが舞囃子「西行桜(さいぎょうざくら)」を演じるという豪華版になっています。 

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入場料は、一般 3,500円(前売3,000円)、学生 1,000円、高校生以下 500円で、全席自由席で、午後3時から会場受付で入場整理券を配布します。午後4時開場で、5時から演能解説があります。終了は、午後8時30分の予定になっています。

夏の夜、山河をわたる風で涼みながら、赤く燃え盛る薪(たきぎ)のなかで演じられる日本伝統の古典文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

* 薪能についての問い合わせは、安曇野市教育委員会 文化振興係 TEL0263・81・3111へ。

             ………………………………………………

また、遠方からの観覧者のために、旅行会社が市内の9カ所の宿泊施設と提携して宿泊代、チケット代、弁当、会場までの送迎を1セットにした「安曇野薪能宿泊プラン」が用意されています。

 詳しくはこちらです。→ http://www.azumino-e-tabi.net/html/2010takiginou.pdf

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ヤマアジサイが通りを彩っています

梅雨時の花といえば、まず思い浮かぶのはアジサイでしょうか。安曇野でもいまアジサイが800㍍ほどの区間、鮮やかな瑠璃(るり)色の花を咲かせ通行する人たちの目を和ませてくれます。

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アジサイが楽しめるのは、ハーブスクエアから山麓線を北へ2.5㌔㍍ほど行き、右に折れます。「もりのおうち美術館」へ向かう道になります。

すると、まもなくヤマアジサイ(サワアジサイとも)が道の両側に咲き誇っています。このヤマアジサイは、北海道、東北地方を除く各地の山中に自生していて、かっては初夏の山行でよく出会ったといいますが、近年、ぐんと数を減らして来ています。

安曇野でも同じ傾向が見られ、この沿線の住民の方々が15年ほど前から、挿し木で育てた苗木を植え込み、いま大きく育って花をつけているものです。

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ヤマアジサイも、いろいろな種類と花色がありますが、今咲いている青色のほかに、まもなくピンク、白色の花も咲きだします。アカマツやカラマツが林立する森の中で、涼風が吹きぬけ涼やかなところです。

そして、この通りはヤマアジサイだけでなく、ヒメアジサイも楽しむことができます。

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蕾が手毬(てまり)のように球状に花をつけますが、雨上がりなどに見ると雨に洗われ鮮やかな瑠璃色がいっそう輝いて見えます。

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道の両側をアジサイの咲き誇る風景が、800㍍ほど続きます。

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安曇野の水-6 須砂渡の延命水

安曇野市堀金須砂渡の温泉施設「ほりでーゆ四季の郷」の先に、常念岳、蝶ケ岳への登山道があります。この登山道を入って行くと、延命水という北アルプスの雪解け水が飲める場所があります。

ハーブスクエアから山麓線を南(松本方面)へ4分ほど走ると国営アルプスあづみの公園へ入る道があります。この道ををまっすぐ進むと登山道入り口になります。

登山道にいたるまでの途中に、英国人宣教師ウォルター・ウェストン卿の胸像が建っています。

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明治時代に来日し、北アルプスや上高地の素晴らしさに感激し、世界に紹介した人です。

とくに常念岳について「仰ぎ見るすべての峰の中で、常念の優雅な三角形ほど見るものに強い印象を与えるものはない」と安曇野からの展望を賞賛し、みずからも常念岳へ登っています。上高地にもウェストン卿のレリーフがあります。

登山口入り口から少し入ったところにカタクリの群生地があります。あまり知られていない場所です。ここは標高が高いこともあり、カタクリは4月末から5月の上旬が見ごろです。

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この近くに天然の保冷蔵「風穴(かざあな)」があります。

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山腹にできた洞窟ですが、山の深いところを流れている水で冷やされた空気が岩石の間から吹き出ています。内部は夏でも冷いやりとしていて、地域の人たちは昔から蚕種や苗木の保冷に利用してきていました。

さらに進むと小休止ができるつつじ公園があります。カタクリと同じ時期、イチリンソウが咲いていて和ませてくれます。

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途中、野猿が群れをなして迎えてくれます。そうです。ここは彼らの住処ですので、威嚇したり食料を与えるような行為は慎みましょう。

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入り口から車で10分ほど走ったところで、滝を見ることができます。

大水沢の滝といい、北アルプスの冷涼な雪解け水が落ちてくる風景をみることができます。

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ここを過ぎて、まもなく目的の延命水に着きます。

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雪解け水が行く筋も岩肌を伝って流れ落ちています。周辺はひんやりとした空気が漂い、静寂な中に水の流れ落ちる音だけが聞こえ、山深くに来た感がひとしお増してきます。

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竹で作られた樋が掛けられていて、水を汲めるようになっています。登山者もこの水で、乾いた喉を潤したことでしょう。

岩肌を伝っていることなどから、保健所が毎年水質検査を行っていて、飲用に適していることが確認されています。

口に含むと、ほど良いくらいの冷たさ、やわらかさが実感できます。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-11

ヒース(スコッツ ヘザー)が花開き始めました。生長の遅い常緑樹で、樹高は50~60㌢㍍になります。このくらいに生長してから、明るいピンク色で釣鐘形の花をつけます。

花はミネラル分を豊富に含むほか、収斂(しゅうれん)・利尿・殺菌・鎮静作用がありますので、いろいろ活用しています。色白成分のアルブチンもたっぷりです。

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花の部分は黄色染料として使われるダイヤーズ ブルーム(ダイヤーズ グリーンウィード)です。花は、枝の先端に群生します。

寒さに強い落葉低木で、エンドウに似た2唇弁の黄色い花を初夏から夏に咲かせます。

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白花のクリーピングタイムで、開花期に株の立ち上がりがないコンパクトなタイプです。株の立ち上がりがない分、横に密に広がります。

ですから、外から雑草の種子が飛んできても防いでくれるので、グランドカバーとして最適です。

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開花直前のハニーサックルです。花が開くと赤を帯びたクリーム色になる、つる性の落葉低木です。日本在来のスイカズラ(ニンドウ)と近縁で、和名はニオイニンドウといい名前のとおり芳香があります。

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強い芳香をもつサントリナが、黄色い頭状花をつけています。

サントリナには、葉の色の違いからグリーン、シルバーなどの普通種、普通種より綿毛が密生するランブロックシルバーなどがありますが、写真はロスマリンフォリア・サントリナという細葉種です。

サントリナは高温多湿を苦手としますが、この種は比較的、蒸れがきません。

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日焼け、しみを改善するハーブティー

梅雨が明けると、強い日差しが降り注ぎ紫外線量が多くなる季節がきます。紫外線を過度に浴びると、肌が赤くなったり、痛みやかゆみ、水泡ができたりします。

さらにその後のケアを怠ったり、慢性的に紫外線を浴びると、一部の色素細胞がメラニン色素という悪玉の色素を生成するようになります。これが、しみ、しわ、たるみなどのトラブルにつながることになります。

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ですから、強い日差しを直接浴びた場合はもちろん、道路や土など地表に反射しても紫外線は浴びますので、長時間屋外にいた場合などは、肌の早めのケアが必要になります。

ブレンドハーブティー「美容-2 ひやけ」は、ダメージを受けた肌の炎症を抑えるとともに修復を促し、含有している色白成分・アルブミンの働きで元の素肌を取り戻せるブレンドになっています。

日焼け後のケアを継続することで、沈着しているメラニン色素は新陳代謝により垢(あか)となってはがれ落ち、日焼けによるシミやソバカスは徐々に薄くなり、やがて消えることになります。

なによりも、過度の紫外線を浴びないように予防するのが一番です。一般に午前10時から午後2時ころがもっとも日差しが強く、紫外線量も多くなります。また南の地域や標高の高いところ、海やプールでは水の反射により、身体に浴びる紫外線量は激増します。水の中でも紫外線は届きますので注意が必要です。

そして、屋外に長時間出る場合は、あらかじめ日焼け止めクリームなどを塗ってから外出するようにしましょう。(近く、お薦めの日焼け止めクリームをご紹介します。)



ブレンドハーブティー 「美容-2 ひやけ」  90g入り  1680円(税込)

* 「美容-2 ひやけ」は、通信販売でも取り扱っています。 

詳しくは、℡ 0263(83)7782へお問い合わせください。

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