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2010年6月

ソバの花とウツボグサ

信州といえば、蕎麦が浮かんできますが、いま各地でソバの花が開いています。咲いているのは、春播き早生の夏ソバです。

ソバは播種から収穫まで70~80日と短いこともあって、じき結実してきます。実は通常、殻を取り除き(丸抜き)、種子の胚乳の部分を粉にします。これが蕎麦打ち用の蕎麦粉です。

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日本の食糧需給率の低さは知られているところですが、消費される蕎麦の80㌫は輸入もので、その大半は中国からのものだそうです。

長野県のソバ生産量は北海道についで多く、安曇野では「安曇在来」という在来種のソバが栽培されています。

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このところ、かつて野山に自生していた在来の草花を目にすることが少なくなって来ています。

天候の異変、野や山地の開発や採掘、あるいは外来植物の繁茂などさまざまに影響しているのでしょうが、野山でウツボグサを見る機会も少なくなってきたように思います。

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先だって、北アルプスの山並みと安曇野を一望できる長峰山へ梅雨の晴れ間をねらって行ってきました。その途中、みごとなウツボグサの小さな群生に出会いました。気持ちがほっとなごみますね。

ハーブにも同属で、セルフヒール(セイヨウウツボグサ)があり花姿は同じなのですが、花、花茎とも小型になります。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-10

ダイヤーズカモミールが開花始めました。丈夫でこれから初秋のころまで、次々と花を咲かせます。夏の歌壇を引き立てる素材の一種といえます。

ダイヤーズとは「染物職人」と訳せばいいのでしょうか。花は切り花のほか、主に染料として利用されます。

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まばらな形で穂状花序をなして咲くウッドベトニーです。花色は薄紅色もあります。花やしわのある楕円形の葉は、神経と血行の強壮薬として用いられます。

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和名で白蝶草の名をもつガウラです。初夏から秋遅くまで、次々と蝶の形をした白花を細い枝先につけます。

最近は、花色もピンクや濃紅色の改良種も見られるようになりました。丈夫な宿根草です。

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ロックローズも開花の時期を迎えました。耐寒性のある低木で、やさしげな花を咲かせますので、心なごむ花ではないでしょうか。

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各種のバラ類も芳香を放ちながら、ガーデンのなかで咲き競っています。まず、ワイルドローズで、刺がない改良種です。

これだけの花が咲きますので、秋には鈴なりの実をつけます。アレンジメントの材料に利用するのですが、この実は乾燥しても不思議としわがよりません。使い勝手がとてもよく、重宝します。

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そのほか、クックテールなど芳香種のバラをガーデンのアクセントとして植えています。

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澄んだ青色花のアンチューサ・ブルシャワーです。初夏から秋にかけて花をつけ長い期間、楽しめます。葉も大型葉でなく、やわらかく、鉢植え、ボーダー歌壇のどちらにも適します。草丈は50㌢㍍前後です。

あまり混みすぎると蒸れがきますので、切り戻しをします。

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蝶の雪形

蝶が羽を広げて飛ぶような姿の雪形が、蝶ヶ岳(2677m)に現れました。北アルプスの高い峰々に残っていた雪が消えていく中で、最後にじっくり出番を待っていたかのように、例年この雪形が現れます。

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蝶ヶ岳ヒュッテ南の山稜近くの山肌に、白い羽をあざやかに浮かび上がらせ、稜線を優雅に舞っているようにも見えます。太陽が傾き始めた夕暮れ時には、羽翼が光を反射して輝き、今にも稜線から舞い立ちそうになるといいます。

雪形の中ではながめられる期間が長く、安曇野に住む人々に古くから親しまれてきた雪形の一つになります。

雪解けが進み、胴体部分に岩盤の黒い筋が入り、これを地元では「蝶の背が割れた」と呼び、この雪形の完成形を表現します。

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いうまでもなく蝶ヶ岳の名前の由来は、この雪形から来ています。雪形がそのまま山名になったものとして、ほかに爺ヶ岳、駒ヶ岳などがありますが、蝶ヶ岳の「蝶」ほど単純明快で比較的見つけやすく、美しいものはないという人がいます。

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この蝶ヶ岳の雪形が姿を現すころ、稲も順調に生育し米農家では、田の中の雑草取りに追われます。

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安心して使えるアロマ虫よけ剤

キャンプやハイキングなどアウトドアシーズンの到来ですが、同時に悩ましいのが蚊やブヨなどの虫対策。

化学物質を使用した強力な虫よけ剤や殺虫剤が心配な方や、小さなお子様やお年寄りのいるご家庭でも安心してお使いいただけるハーブ由来のアロマ虫よけ剤をご案内いたします。

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まず、虫が嫌がる天然のエッセンシャルオイル(精油)とミネラルウォーターでできた「アンチ・モスキート スプレー」(写真左)です。

ラベンダー、ゼラニウム、ユーカリ、ぺパーミントなどの精油と植物由来のグリセリン、エタノールなどから作られています。さわやかな香りで、肌にやさしいスキンローションです。

肌全体にまんべんなくしっとりするくらいスプレーします。一時間ほどして重ねづけすると、より効果が上がり虫が近寄りません。

もう一つは、虫よけ・かゆみケアクリームの「エッセンシャル インセクト リプラント」(写真左から2つ目)です。

シトロネラ、ティートゥリー、ローズマリー、ユーカリ、ペパーミント、ラベンダーなどの精油とホホバオイルなどの植物油やアロエベラ、グリセリンなど100%天然成分のクリームです。

使用する前によく振って、適量を手に取り肌に塗りますと、心地よい香りが虫よけ効果を発揮します。虫に刺されてしまった後のかゆみ止めとしても、使うことができます。

このほかに、ご自分で簡単に虫よけスプレーを作ったり、アロマランプで室内に香らせて虫を寄せ付けないエッセンシャルオイルの「虫よけブレンド」(写真右から2つ目)もあります。

ユーカリ、レモンユーカリ、ゼラニウム、レモン、クローブ、スイートオレンジの6種の精油がブレンドされています。やさしいハーブの香りで、蚊などの虫が近寄らない生活空間を作ってみてはいかがでしょうか。

そして、アウトドアの必携品「シトロネラ虫よけキャンドル」(写真右)です。虫よけ効果のあるシトロネラ、ユーカリ、レモンユーカリなどの精油とバームワックス、ビーワックスでできたキャンドルで、芯に点火してから約30時間燃焼します。

[ アロマ虫よけ剤 ]

  アンチ・モスキートスプレー        100ml入り   1470円(税込み)

  エッセンシャル インセクト リプラント  100ml入り   1890円(税込み)

    

  虫よけブレンド                                5ml入り    1260円(税込み) 

  シトロネラ虫よけキャンドル         90g入り   1890円(税込み) 

* 「アロマ虫よけ剤」は、通信販売でも取り扱っています。 

   詳しくは、℡ 0263(83)7782へお問い合わせください。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-9

あざやかな青花を楽しませてくれるドワーフデルフィニュウムです。

ドワーフとは、矮性=小型という意味ですが、長い花茎を伸ばして穂状にたくさんの花を咲かせるデルフィニュウムとは、かなり花姿も違ってきます。ポプリや切り花に使います。

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旺盛な繁殖力をもつトードフラックス(リナリア・パープレア)です。環境が合えば、非常に丈夫で育てやすく、観賞用として歌壇に植え込む場合は適度に間引きしていきます。

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トードフラックスのピンク花です。白花もあります。

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可憐な花のムスクマロウです。高さは30~60㌢㍍くらいになります。

葉がかすかにジャコウの香りを持つことからこの名があります。和名はジャコウアオイです。

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コモンセージの一種のレッドセージです。更新して新葉がつくられるときに、葉の色が赤紫色になることからパープルセージともいいます。

このセージは、短日性植物ですので、花を見るには日照時間が短い場所に植え込みます。また、暖地では花をつけにくい傾向があります。

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地際からよく分枝し、美しい花を花頂に咲かせるペンステモンです。

北米からメキシコにかけてが原産地ですので、高温多湿が苦手です。乾燥した日なたから半日陰で元気に花をつけます。

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安曇野の水-5 満願寺の水

ハーブスクエア前の山麓線を南へ1㌔㍍ほど行った右手に満願寺へ上っていく道があります。目的地の満願時までは3㌔㍍ほどありますが、なだらかな上り道でトレッキングコースとしても格好の道といえます。

民家が散在し、道の傍らには古い祠(ほこら)があったり石像があったりします。

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さらに進むと道の片側に杉の木立が林立し、森の中を歩いているような風景になります。川が流れる水音が聞こえてくると、右手に切妻造りの屋根の付いた太鼓橋が見えます。

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この橋は明治39年()に再建された「微妙橋」といい、全長15㍍ほどあります。橋板の裏面に経文が書かれていることから「お経橋」の別名があります。

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橋の下を北アルプスの雪解け水が流れていますが、この川を三途の川に見立てお経橋を無事に渡ると極楽浄土へ導かれるそうです。

そのお経橋のすぐ近くに飲用できる水が流れています。「満願寺下の水」です。

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標高750㍍地点の雪解け水ですので冷涼な水で、乾いた喉を潤すには“もってこい”です。

人気のある水で大型のポリ容器に汲み帰り、コーヒーをいれるときに使う喫茶店や調理用に使用する飲食店もあるそうです。

この水汲み場のすぐ横に、信濃二十六番札所の栗尾山満願寺本堂へ向かう参道があります。

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杉木立が続く参道はかなり険しく、健脚者向けのコースです。上りきったお寺の境内には、2000株のツツジの樹が植え込まれていて初夏のころは色鮮やかな花が出迎えてくれます。

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そして境内の中にも水汲み所が数カ所あります。

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満願寺の詳細は → http://manganji.hp.infoseek.co.jp/top.html

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-8

バプティシアが青紫の花をつけています。和名でムラサキセンダイハギですが、漢字の表記は紫先代萩になります。

センダイハギ(先代萩)は、黄色の花をつけますが、このバプティシアとは属が違います。ハギといえば秋の花というのが一般的ですが、バプティシアはこうして初夏に咲きます。

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愛らしい小花でなごませてくれるローンデージです。イングリッシュデージーともいいますが、和名のヒナギクといった方が通りはいいかもしれません。

花期は長く、耐寒性もありますし、こぼれ種でも増えますので、グランドカバーとしても利用されています。

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あざやかな赤紫の大輪花をみせてくれるコモンマロウです。日当たりと水はけがよければ、特に土を選びませんので栽培は容易です。

花は、大きな声をだして喉に違和感が出た場合などにティーにして飲むと、喉の痛みなどが緩和します。

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これもセイヨウノコギリソウとしてなじみのあるヤローです。細い羽状で縁に切れ込みがあることから、ノコギリソウの名がつきました。

そもそもは白色の花で、赤やピンク、黄花は変種になります。古代ローマの時代から傷の手当てなどに使用されてきた長い歴史をもつハーブです。

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華やかさはありませんが、歌壇にあると落ち着いた風情をかもしだしてくれるルーです。葉にシネオールなどの成分を含み、強い香りがあります。

耐寒性があり、病害虫の発生も少なく扱いやすいハーブの一つといえます。

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耐寒多年草のラミュウムで、うつくしい斑の入った葉は歌壇のアクセントにもなります。

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貧血状態を改善するハーブティー

貧血に悩む女性も多いようです。月経での出血や出産による失血など、女性固有のライフサイクルに影響されるからだといわれています。
貧血とは、赤血球の数やその中にあるヘモグロビンの量が少ない状態をいいますが、こうなりますと血液は酸素を十分供給できなくなり、体中の組織が酸素不足になります。

このため疲労感が強まり衰弱が見られるようになったり、顔色が青白くなったりします。さらに失神やめまい、あるいは喉の渇きをおぼえたり、脈が弱く速くなったりします。重くなるとふくらはぎのけいれんや痛み、息切れ、胸痛がするようになるといわれます。

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貧血の中で多いのは、ヘモグロビンの材料となる鉄が不足することによって起こる鉄欠乏性貧血ですが、貧血を起こさないためには鉄のほかにも赤血球を生成する上で欠かせない各種のビタミンやミネラルが必要になってきます。

健康-32 ひんけつ」のブレンドハーブティーには、こうした栄養素を十分含んだハーブがブレンドされています。毎日の食事の内容を考えながら、「健康-32 ひんけつ」を常飲すると、貧血は改善されます。どうぞお試しください。

ブレンドハーブティー 「健康-32 ひんけつ」  90g入り  1680円(税込)

健康-32 ひんけつ」は、通信販売でも取り扱っています。 

詳しくはTEL 0263(83)7782へお問い合わせください。

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安曇野に初夏を知らせるあやめが咲きだしています

安曇野に初夏の訪れを知らせる安曇野市明科の龍門渕公園・あやめ公園のあやめが咲きだし、今日15日から「信州安曇野あやめまつり」が始まりました。

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5万株の花菖蒲が植え込まれている同公園は、県内随一の規模を誇ります。残雪の北アルプスを借景に青紫色に咲きそろった花菖蒲は、訪れた人たちの目を楽しませてくれます。

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今年で26回目を迎えるあやめまつりは、今月いっぱい開催され、野点やニジマスつかみどり、カヌースラローム大会などをはじめさまざまなイベントが催されます。また、27日(日)にはあやめ公園から旧国鉄篠ノ井線廃線敷までを歩く新緑ウオークも予定されています。

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園内のあやめはすでに咲きだしていますが、関係者の話では20日ころが見ごろになるのではないかということです。あやめを観賞した後、すぐ近くを流れる犀川沿いを初夏の風を浴びながら散策するのも気持ちがいいでしょう。

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あやめまつり期間中のイベント等、詳しい問い合わせ先は、安曇野市観光協会(TEL 0263・82・3133)です。

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安曇野が生んだ映画監督・熊井啓の足跡を知る本

安曇野が生んだ映画監督・熊井 啓さん(1930~2007)がメガホンを撮った全19作品と人生をたどった「熊井啓への旅」が発刊されました。

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熊井啓監督は安曇野市豊科で生まれ、大学まで隣の松本市で過ごしました。卒業後、上京し独立プロの助監督を経て、映画会社・日活に入社し映画監督として活躍しました。監督としてのテビューは「帝銀事件・死刑囚」で、この作品から骨太な社会派監督として知られるようになりました。

「海と毒薬」でベルリン国際映画祭審査員特別賞(銀熊賞)、松本サリン事件を取り扱った「日本の黒い夏―冤罪」で同特別功労賞などをはじめ国内外での受賞作品が多数あります。主な作品に「黒部の太陽」「忍ぶ川」「サンダカン八番娼婦館・望郷」「深い河」などがあり、生涯全19作品を遺しました。

この本は、19作品の全部と人生の歩みを考察し、監督は何を考え何を描こうとしたのかを丹念に調べ、監督の時々のエピソードや作品制作にいたるまでの裏話なども拾い出して、興味あるおもしろい読み物にしあげています。

安曇野、松本、塩尻などの県中部域をエリアとした日刊の地域紙『市民タイムス』に、長期連載された記事を一冊の本にまとめあげたもので、筆者は映画にも詳しい赤羽康男記者(編集委員)です。作品の舞台となったり、ロケ地となったりした現場へも取材の足を伸ばし、熊井作品を掘り下げ、新聞での連載は90回に及びました。

連載期間中、わたしも愛読していた一人で、この企画記事が載る毎土曜日を心待ちにしていました。「忍ぶ川」を取り上げた稿では、この映画ができるまでの曲折と秘話が細かく記され、若いころに観た雪中を馬そりが雪煙を舞い上げ、鈴の音を高く響かせて走る場面が蘇ってきました。

映画監督の大林宣彦さんがこの本を読み、「人は何故映画を作るのか、僕らは何故映画が必要であるのかという映画の筋道が、その極めて根本的な所で見えてくるのだ」と、書評しています。

 『熊井啓への旅』(市民タイムス編 赤羽康男 文・写真) 郷土出版社刊  1680円

 

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-7

エルダーの花も咲き始めています。花色は全体として白色ですが、クリーム色がかった小花が混じります。

マスカットに似た香りのする花は、料理に風味豊かな香味をつけたり、アルコール漬けにしてもいい香りが残ります。

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またエルダーフラワーは、フラボノイドを豊富に含みます。利尿、発汗作用のほか、抗炎症作用にすぐれていることから、ハーブスクエアでは風邪、花粉症、咽喉炎、関節炎などにティーとして用いています。

また日焼けした肌やひげそり後に、ローションとして使っても効果があります。

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前回、オールドカーネションのシナモンピンクを紹介しましたが、他のオールドカーネションも花咲き始めました。ローズドメイです。花色、花姿がシナモンピンクに似ていますが、ローズドメイは花弁の中央に赤っぽい斑が入ります。

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こちらはインチメリーといいます。白のなかに赤い斑が入ります。

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ヨーロッパに分布するレッドバレリアンです。標高2000㍍前後の明るい林下などによく見られるハーブです。

枝先に咲く濃紅花の小花は、芳香があります。熱い夏はいったん休眠しますが、涼しくなって夜温が下がるようになると、また開花します。

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黄色の筒状花を咲かせるエルサレムセージです。セージの名がありますが、セージ(サルビア属)とはまったく別属のフロミス属の種になります。

こうしたものは他にもいろいろあります。一例を挙げると、マウンテンミント、ダイヤーズカモミール、キャットミント、ロシアンセージなどです。

エルサレムセージは、株全体にシソ科特有のセージに似た芳香があることからこの名前がついたものと思われます。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-6

むかし、英国のとあるガーデンで目にしたとき強い衝撃をうけた赤花イチゴです。しばらくして入手することができ、さっそく植え込んだ思い出があります。ことしも開花しました。

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17世紀のヨーロッパで作出されたというオールドカーネションの一種で、シナモンピンクといいます。開花するとシナモンに似た芳香を周囲に漂わせます。

ハーブではクローブピンクというカーネションがありますが、シナモンピンクはこれより古い歴史を刻みます。

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マリアアザミも大輪花を開いています。アザミのなかでは大型種で、草丈が1~1.5㍍ほどになります。ですから、和名でオオアザミともいいます。

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このマリアアザミの葉も大きく30~40㌢㍍ほどにもなり、浅く裂けた葉の先に鋭い刺があります。そして光沢のある緑葉に白い斑(まだら)模様があるのが特徴です。

ヨーロッパでは、この白い模様はマリアがキリストに乳をふくませようとした時にこぼれ落ちて着いたという言い伝えがあり、ミルクシスル(シスルはアザミの意)、ホーリーシスルなどの呼び名があります。

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スモークツリーも薄黄色の小花を満開にしています。

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名前の由来が良く分りませんが、花が終わってしばらくすると綿菓子のようなふわふわした花柄がつきます。離れて見ると煙に見えるといえば、そう見えるのですが…。

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それにしてもこの小花は、いろいろな昆虫を呼び寄せます。ミツバチやチョウはもちろん、テントウムシからカメムシの類まで群がってきます。

よほど魅力的な花蜜をだすのでしょうか。それとも、虫たちが好む芳香を放っているのでしょうか?かの『昆虫記』を著したシートンさんのような観察眼があれば分るのでしょうが‥‥。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-5

ポンポン玉のような花をつけるチャイブです。仏語でシブレットといい、フレンチ料理ではよく利用されます。日本のアサツキに似ていますが、はっきりとした鱗茎ができず夏眠もしません。

香りが繊細で、刺激性のあるネギ臭もすくないので結構、和食をはじめさまざな料理に利用できるハーブです。

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5月24日付けの欄で、クリーピングタイムの花をご覧いただきましたが、今日はコモンタイムの花です。木立性のタイムです。

用途は料理、ハーブティーなど食用、香料、ポプリ、クラフトなど広く利用できます。

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こんなきれいな花が野生種?と首を傾げたくなるレッドキャンピオンです。ヨーロッパや北米では、草原や荒れ地などに野生化して生えています。

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耐寒性もあり、日当たりと水はけが良ければ土を選ばないので育てるには楽です。そして花と葉はサラダや野菜料理、スープにいれるなどして食用としても使えます。

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淡青色の5弁花を茎頂につけるペレニアルフラックスです。細い直立性の茎が風にそよぎ、花をゆらゆらと揺らす様子は「花は強し」の感をいだかせます。
フラックスの花色は、陽が高く昇らないうちは青色が濃く、昇るにつれ淡くなります。

種はペンキなどの原料となる亜麻仁油になりますし、茎はリネン(亜麻糸)に利用されます。

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可憐な花をのぞかせるリクニスです。ピンク花もあります。

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植物素材のやさしい髪染め 「ヘナ」

ヘナはインド、北アフリカを原産地とするハーブで、古くから世界各地でヘアダイやボディペイント、マニキュアなどに使われてきました。

化学的に合成された染料は、どうしても髪や肌を傷めてしまいます。植物素材ならではのやさしい使い心地のヘナを、目立ってきた白髪はもちろん、おしゃれ染めに使う方たちが増えてきています。

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へアカラーに用いるのは、ローソンという成分を含むヘナの葉の部分で、乾燥させ粉末にします。

このローソンがタンパク質(ケラチン)と結びついて、髪をオレンジから赤褐色に染めるとともに髪にツヤやコシを与え、頭皮を引き締めます。

キューティクルの隙間から髪へマイナスイオン化したヘナの成分が浸透し、毛髪のプラスイオンと結びつき染色します。

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黒髪はほとんど色の変化はありませんが、光が当たると、その部分に染め色がみられます。カラーリングした髪は、その上にヘナの色が重なり色合いが変化します。

白髪を黒く染めたいときや、カラーリングした髪を黒に戻したいときは「ヘナ+木藍」(写真下)をおすすめします。木藍(もくらん)は藍の色素を持つ植物で色味を抑えます。

[ ハーブ染色料 ]

                 ヘナ ハーパルオレンジ (濃いオレンジ色の染め上がり)

        ヘナ ハーパルブレンド (薄いオレンジ色の染め上がり)

        ヘアトリートメント (トリートメント効果のみで色はつきません)

                いずれも50g入り     各630円(税込み)

        ヘナ+木藍 (白髪が落ち着いた黒茶系に染まります)

                100g入り     1575円(税込み)

* 「ハーブ染色料 ヘナ」は、通信販売でも取り扱っています。 

詳しくは、℡ 0263(83)7782へお問い合わせください。


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万能鍬と麦の秋

北アルプスの山並みは、ついひと月前まで真っ白におおわれていました。季節の変化に合わせ雪解けも進み、雪形も刻一刻と姿を替えています。

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雲がかかり麓(ふもと)からなかなか臨めない日が続いていたのですが、久しぶりに姿を現した常念岳は、「常念坊」の雪形も、その形を崩し山中に隠れるように消えています。替わって「万能鍬(まんのうくわ)」が出現しています。

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三本の刃がついた鍬を、この周辺では万能とよびます。万能は田起こしや畑を耕すときに使う農具ですが、三本の刃が前常念岳にくっきりと浮かび上がっています。

常念岳に万能鍬の雪形が姿を見せると、安曇野は麦の秋を迎えます。
一面の麦畑が、日一日と黄金色の輝きを増して来ています。

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安曇野でも米の減反に合わせ、奨励作物としての麦の作付けが近年増えています。

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順調に生育した麦穂が降り注ぐ陽光をいっぱい浴び、時に光り輝きます。

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田植えした稲が定着し緑を濃くするのと対照的に、実った麦の刈り入れ時をまもなく迎えようとしています。



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さらにおいしくなったハーブ紅茶

香り高い紅茶として発売以来ご好評いただいているハーブスクエア・オリジナルの「ハーブ紅茶」が、さらにおいしく生まれ変わりました。

ハーブ紅茶は、紅茶葉をベースにローズピンク、ローズレッド、ワイルドストロベリー、コーンフラワーの4種のハーブの花びらや葉をブレンドしてきました。

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ハーブをブレンドすることによって、茶葉だけとは違った芳醇な香りが楽しめるアフタヌーンティーとして開発しましたが、さらにおいしくご愛飲いただけるように改良しました。

ブレンド内容は変わりませんが、使用する茶葉やハーブ原材料のグレード、ランクを上げるとともに、より新鮮な原材料をパッケージ化することになりました。

それぞれのブレンド比率を変えながら、紅茶愛飲家の方たちにも試飲を重ねていただき、茶葉とハーブの香りがうまく調和する自信のブレンドができあがりました。

外見上からも、これまでとは違って茶葉の黒褐色とローズレッドなどのハーブの色合いが、よりあざやかに映えるようになっています。これを契機にパッケージデザインも一新しました。

どうぞ一度、ハーブスクエアの自信作「ハーブ紅茶」をお試しください。

[ オリジナル ハーブ紅茶 ]   40g入り    525円(税込み)

* ハーブ紅茶は、通信販売でも取り扱っています。

         詳しくは、℡ 0263(83)7782へお問い合わせください。

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いま咲いているガーデンのハーブと草花-4

ロックソープワートが、みごとな無数のピンク花をつけガーデンを彩っています。草丈も伸びず横に広がり、グランドカバーとして重宝します。

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淡い青紫色のジャーマンアイリスが満開です。一昨年、植え込み場所を移したのですが、新しい場所でも元気に花を咲かせています。

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白花が欲しかったので昨年、苗を植えこんだオダマキが開花しました。ガーデンに楚々とした風情を漂わせています。

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サルビア・プラテンスもラベンダーカラーでガーデンを彩っています。こぼれ種でどんどん発芽するほど強い繁殖力をもっていることから、植え込み範囲を考え管理をしないと占領されてしまいます。

それにしても、清々しい花色は気持ちを和ませてくれます。

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バイカウツギも芳しい香りとかわいい花を見せはじめました。ガーデンを始めたころ、若枝を一本いただき挿し木で育てたものです。

それから15年余り経ち成木となって毎年、花をつけているのですが、衰えもみえます。そろそろ孫木を作らねば…と思います。

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