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安曇野の山菜-3 

清流に長い茎を伸ばして群生する水中植物のバイカモです。

水の流れに沿って下流になびきます。初夏から秋にかけて水上に花茎を伸ばして、ウメに似た白い花をつけます。水中でも花を咲かせます。

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流水になびかせる様子は可憐そのものです。細かい糸状の葉は4~5㌢㍍、茎は1~2㍍あります。

水が汚れたり、水温が17度以上になると絶えてしまうともいわれています。地元の人の話では、年々少なくなってきているといいます。

食用としては、茎葉を爪で摘み取り、和えもの、酢のもの、サラダ、汁の実などに。

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独特の香りとほろ苦いコクのある深い味わいのある山菜として人気のあるコシアブラです。

灰白色の柔らかそうな木質で、タラノキと違って棘はありません。はかまごと素手で摘み取ることができます。

葉芽は5枚の小葉に分かれ、秋になると美しく黄葉します。個性的なうまみがあるコシアブラは、和えもの、天ぷらなどに最適といえます。

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誰でも知っているツクシです。全国的に日当たりの良い荒地に見られますので、珍しいものではありません。

安曇野の平地では3月から出始めていますが、山間部では今でもあちらこちらから芽をだしています。

栄養茎のスギナと胞子茎のツクシは、同じ地下茎から別々に生長しています。ですから、「ツクシだれの子?スギナの子」といいますが、ツクシとスギナは兄弟関係といったところでしょうか。

食用としては、未成熟な10㌢㍍前後のまだ堅いものを茎の生え際から摘み取ります。おひたし、酢のもの、つくだ煮などにするとクセのないさっぱりとした味が楽しめます。

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可憐で清楚な趣きのあるニリンソウです。春の森のやや湿ったところを歩くと出会います。

葉は長い柄を持ち、大きな切れ込みがあります。葉の中心部に長い花柄を伸ばして開花します。

花の咲いた茎や葉を摘み取り、花のついたままでゆがいて水にさらします。和えもの、おひたし、煮もの、あるいは炒めものにします。天ぷらや汁の実としてもよいですし、花だけゆがいて水にさらし、酢のものとしても旬の味が味わえます。

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食べられる春の山野草として紹介するには、ためらうのですが、カタクリです。

湿り気のある明るい林の下や斜面などに群生しています。しかし、保護されているから群生している姿が見られるのです。開発や乱獲により絶えてしまったところが、たくさん各地にあります。ですから食用としては紹介しません。

昔は、地下の鱗茎から質のよいでんぷんが採れるということで盛んに利用されました。片栗粉です。これが乱獲の一つにもなりました。

ちなみに今、「片栗粉」の名で売られているものは、ジャガイモかトウモロコシから採りだされたでんぷんになります。

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