山里にも春の訪れ
安曇野の山地に早春の花が咲き出しています。安曇野市堀金烏川の湿地にザゼンソウが濃い赤紫色の花をつけています。
数日前に降った雪もまだ残っている標高750㍍の地点にあるオートキャンプ場内にある湿地から、元気に顔をのぞかせています。
ザゼンソウの名前は、僧侶が座禅を組んで瞑想している姿に花姿が似ていることに由来するといわれますが、イメージできますか?
この湿地は、北アルプスの雪解け水が幾筋か沢を形成し流れ込んでいます。また、湿地の続きに小さな池があり数カ所から湧水しています。
湿地内にはミズバショウも芽をだし、まもなく開花しようとしています。待ちわびていた春が、山深くにも確実に訪れていることをうかがわせています。
ここから少し下ったところで、ひっそり咲いているショウジョウバカマに出会いました。まもなく本格的な春の到来となるのですね。
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