わさびの花が咲き出しました
あの鼻にツンとくる独特の刺激的な香味を持つワサビ。おとなの味ですね。ワサビは日本原産の香辛料として、世界的に知られています。とくに寿司や刺身が海外の日本食ブームの中で食されるようになってから、ワサビの認知度も高くなっているとか。英語、フランス語ではwasabiと表記・発音されているそうです。
安曇野は、そのワサビの特産地です。北アルプスの雪解け水が、ハーブスクエアのある山麓線の西側で地下に浸透し伏流水となり、安曇野わさび田遊水群あたりで満々とした流れとなって地上に顔をだします。この清涼な水を利用してワサビが栽培されています。
わさび田に引かれる湧水は、一日12万㌧にもなるそうです。栽培規模で日本最大の「大王わさび農場」(15ha)もあります。
水のきれいな安曇野を象徴することから、ワサビの花が「市の花」になっています。そのワサビの花が咲き出しています。
まだ、咲き出したばかりなので、花はよく探さないと分かりにくいのですが、ところどころで可憐な白い花を見ることができます。これから春に向けて気温が上がり、水温もぬるむと次から次へと開花し、3月になると花の最盛期を迎えます。
大王わさび農場では、旬のワサビの花を摘んでいる姿をみることができます。同農場の売店や市内のわさび店で、摘んだ花のついた茎が売られています。花茎ごと天ぷらにしたり、しょうゆ漬け、酢漬けなどにして食べます。しゃきっとした歯ごたえと、ほんのりワサビの香りを感じるワサビの花、おいしいですよ〜。
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