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伊藤博文の旧千円札

小売店を営んでいると、いろいろなことに出会います。今日は商品の代価として受け取るお金に関したお話です。

代金としていただくお金のなかには、時としていろいろなものが入りまじってきます。刻印が磨耗したり、大きく曲がった硬貨や、おそらくは間違って衣類と一緒に洗濯機にいれたと思われる縮んだお札などが差し出されることがあります。こうしたお金を見ると、同じ金額と比べなにか少し貨幣価値が落ちているように見えるのも不思議ですね。

これとは逆のことがありました。数日前、若い女性のお客さんが「旧い千円札使っていいですか」と、遠慮がちにカウンターに出したのが、伊藤博文さんの肖像入りの千円札3枚。しかも折れ目や汚れのないピン札です。旧札とはいえ、流通していることを知っていましたので「もちろん、よろしいですよ」とお答えしました。

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おそらくは、大事にこれまで取り置かれていたこの3枚のお札。簡単に受け取ってしまったけれど、よかったのかなあ?とお客さんが帰られてから、ふと考えてしまいました。

じっと眺めていると、この旧札のサイズの大きいことに気づきました。縦は同じなのですが、横が現在の野口英世さんより1.4㌢㍍も横長なのです。大きかったのですね、昔の千円は。日本銀行のサイトを見ると、伊藤博文さんの前に発行されていた聖徳太子の千円札も同じサイズ。伊藤さんの後の夏目漱石さんから、今の小さなサイズになっていたのですね。

ちなみに古銭に詳しい方から聞いた話では、この旧千円札、今の時点ではプレミアはつかないそうです。折れ目ナシの新札であっても、連番であっても「千円は千円の価値しかない」そうです。ただ、印刷にエラーがあったり、ゾロメなどお札の記号や番号に相当の特徴があれば、希少価値としてのランクが上がるということでした。

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