冬に紅色に染まるケショウヤナギ
ケショウヤナギは、赤く色づいてるかな? と思い立ち、出かけました。場所は、安曇野市の近く、波田町の梓川べり。
厚い雪雲がおおい北アルプスの山並みを望めません。でも槍ヶ岳を源とし、上高地を経てくる梓川の流れは、この日も澄んでいました。
その河川敷に、若枝を紅色に染めたケショウヤナギがありました。
このケショウヤナギは、植物分類上では「ヤナギ科ケショウヤナギ属」で、一属一種の珍しいもので、日本列島がユーラシア大陸と陸続きだった氷河期からの「生きた化石」として貴重な植物と案内板にあります。
生長が早く、樹木全体が“化粧“するのは数年間で、10年もすると化粧するのは、枝先だけということです。
しかも、紅色に染まるのは冬の季節に限られます。
日本でケショウヤナギが自生しているのは、北海道の一部と上高地、この梓川の流域のみだそうです。
| 固定リンク
「安曇野のいま」カテゴリの記事
- 地域外の人たちも御船を曳きました(2012.10.01)
- 「安曇野の蝶」の細密画展が開かれています(2012.09.17)
- 安曇野の御船子供祭りが催されます(2012.09.07)
- 長野道豊科ICが「安曇野IC」に名称が変わります(2012.08.21)
- 松本・神宮寺で「原爆の図」が展示されています(2012.08.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント