越冬前の菜の花です
ハーブスクエアでは、この数年来ハーブガーデンの改修作業を進めてきています。空いたスペースにnano花隊の力を借りて、景観と実用に一役買おうと菜の花を植えることになりました。
nano花隊は、農地の荒廃を防ごうと借り受けた田畑を耕し、菜の花やひまわりなどの花や作物を植える活動をしている市民ボランティアです。また、収穫した作物から食用油などの製品をつくり、販売収益で活動資金をねん出する一方で、使い終わった排油を精製しトラクターなどの農作業機械を動かすなどして循環型の地域社会を作ろうと環境問題にも取り組んでいます。
通常、菜の花の種まきは9月中に終えるのですが、仕事で忙しい合間をぬって10月初旬に会員のみなさんが家族も動員して10余人がかけつけ、菜の花の種まきをしました。その後、順調に生育し、現在、写真のような状態になりました。
これから安曇野は本格的な冬を迎えます。 雪の下で越冬し、春の訪れとともに大きく生長 し5月には黄色い花々を咲かせて訪れる人たちをなごませてくれることでしょう。
植えた菜の花は、キザキノナタネという良質の食用油が搾油できる品種です。来年6月末には収穫し、9月には一番搾りができあがる予定です。みなさん、お楽しみに!
なお、今秋搾油した菜の花油は、現在ハーブスクエアで好評販売中です。(池田町のビストロカモミールさんでも取り扱っています)
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