保湿効果が高く、日焼け予防としても使えるシアバター

保湿効果が非常に高いことから石鹸やクリームなどの化粧品などにも使われているシアバター。最近はハンドメイドクリームの基材としての需要が伸びているオーガニックシアバターについてご案内いたします。

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シアバターは、シアーバターノキの種子から取った植物性の脂肪オイルです。

常温では固形、肌に塗ると体温で溶け浸透する性質があります。そのため植物性油脂であっても「オイル」ではなく「バター」と呼ばれています。

シアバターの効能・効果で特筆すべきは、その保湿効果です。非常に高い保湿性がありますので、乾燥肌や敏感肌の人には特におすすめです。

薬用として用いられるほか、シアバターは石鹸やクリームなどにも配合されています。含まれている天然成分のほとんどはステアリン酸とオレイン酸です。 

日焼け止めとしても効果が高いことをご存知ですか? シアバターには、紫外線吸収剤としてのケイ皮酸エステルという成分が含まれています。天然のシアバターなら敏感肌の人、妊婦さんや乳幼児にも安心して日焼け予防として使 えます。

                   シアバター             25g(写真右)   1575円(税込み)

                            30g(写真左)    840円(税込み)

* 〔 シアバター 〕は、ハーブスクエアで通常販売しているほか、通信販売でも取り扱っています。  詳しくは、TEL 0263(83)7782へお問い合わせください。

 

 



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信州の瓦鍾馗を探して-16   ようやく探し当てた鍾馗さん

昨年の残暑の厳しい日、長野市若穂川田に瓦鍾馗があるという情報を聞いていましたので、探訪パートナーnaoさんと出かけました。

川田といえば、かつて越街道の川田宿があったところ。宿場跡周辺を探せば巡り合えるだろうと早合点したのが運の尽きでした。同じところを行ったり来たりして、旧宿場を隅々まで探したのですが見当たりません。

家を取り壊した時に命運をともにして、すでに無くなってしまったのかとも思ったのですが、あきらめきれず周辺をウロウロしていた時、地元の方から声を掛けられました。「どこかお探しですか?」

さっそく手にしていたコピーをみせたのですが、川田宿で鍾馗の瓦は目にしたことがないとのこと。そこで食い下がって古くからの集落について聞くと、2カ所教えていただきました。期待半分で1カ所に向かいました。

車を空き地に置いて、周辺を歩いてまもなく…、ありました!! 探し求めていたものとようやく巡り合った感動が、喜びとともに込みあげてきました。

探し始めてから相当な時間と汗が流れていました。  

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大棟の両軒に対で載っています。強い日射しのなか、逆光で撮影も難しかったのですがなんとか写し撮りました。

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なかなかの出来栄えの鍾馗さんです。凛々しい面立ちと風格を漂わせています。厄鬼もこう構えた鍾馗さんのポーズを見ると、早々に立ち去るのではないかと思ってしまいます。

これを制作した鬼板師は相当の腕をもつ職人だったのではと思うと、炎天下、探し当てた喜びがじわっと湧いてきました。

ここの集落では他にも珍しい人物瓦を見ました。後日、改めてご紹介いたします。

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いま咲いているガーデンの花々-1

ハーブスクエアでは、現在オープンガーデンで無料公開しています。いま見どきのガーデンに咲いている花をお知らせいたします。

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写真はいずれも昨日の模様です。どうぞ、お立ち寄りいただきご覧ください。

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ジャーマンカモミール

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ロックソープワート

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キャットミント(白花)

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キャットミント(ピンク花、これからピンク色が増してきます)

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新葉の先が白や淡いピンクを見せるゴシキヤナギ。

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ホウノキを改良した通称コウスイボク。甘い芳香を漂わせています。

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ゲラニウム。和名フウロソウの仲間です。

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ハンカチノキ、そろそろ花期も終わりに近づいています。

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コーンフラワー(ヤグルマソウ)

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宿根のヤグルマソウ

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赤花ストロベリー(園芸名ピンクパンダ)

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白花オダマキ      

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ゴールデンチェーン(ゴールデンチェーン、和名キングサリ)

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リクニス            

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クリムソンクローバー

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サルビアプラテンス

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オリス(和名ニオイアヤメ)

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レッドバレリアン

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ブラダーキャンピヨン

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イベリス

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ベロニカ

今後、折に触れ花開いているガーデンの草花をアップいたします。

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山犬のお返し~明科・中村

むかし、天狗山にはたくさんの山犬が棲んでいました。頂上の近くには、大きな松の木が何本もあり、太い根があちこちに張り出していました。

山犬は、この根を利用して穴を掘り、棲みかにしていたといいます。そのうち、仲間が増えだし松林や雑木林の中まで棲みつき、天気のよい日は遊びまわって遠吠えする声が里のほうまで聞こえてきて不気味だったそうです。   

ですから、中村から隣村へ通じる道は、山犬の棲みかの上を通っているところもありました。その上を歩いたときは「どんどん」と響くような音がしますが、山犬は人間を襲うようなことは決してありませんでした。

     Cimg5414                         (山犬が棲んでいたという天狗山方面)

ある時、吉兵衛が隣の村へ用事があって、この道を通りかかりました。すると、山犬がお産をしている最中に出くわせました。「こりゃ、えれえとこに出っくわしたな」と山犬を見ると、大きな口を開け目をむいてにらんでいます。

吉兵衛はこわくなって「丈夫な子をたんと産めよ。お七夜にはお祝いしてやるでな」といって、その場を通り抜けました。   

家に帰ってから、かみさんにそのことを話すと「そりゃ約束を果たさなけりゃ、この後はあそこを通れえんね(通れなくなるよ)。犬は魔物というだで」と、真剣な顔をしていいます。

吉兵衛も、つい口から出たこととはいえ、約束事は果たさなくちゃなんねえという気持ちになりました。それから七日目の夕方、かみさんに赤飯を重箱に詰めてもらい、天狗山まで出かけました。

           115(吉兵衛が、山犬にお産のお祝いに赤飯を詰めていった重箱は、こんな形だったかも…。=豊科郷土博物館蔵)

山犬の棲みかは、子犬のにぎやかな声がしていました。そばまで行くのは怖いので、穴の要り口に重箱を置き「さあ、約束のお祝いを持ってきたで」といって、あわてて逃げ帰りました。

そして、その翌朝のことです。「おまえさん、おまえさん。ちょっくら、ここへ来てみましょや」と、かみさんが呼びます。戸口へ行ってみると、昨日の重箱があり、中に小鳥が二羽入っていました。   

「おまえさん、どういうことだいね」「こりゃ、おどけたなあ(驚いたなあ)。犬がこんなお返しをしてくれるなんて」。せっかくのお返しなので小鳥の羽をむしり、料理して食べました。「うめえ小鳥だがどうやって捕っただいね」と、二人はそんなことを話し合い、久しぶりのごちそうに満足しました。

                            008               (山犬も含めた犬属の供養塔が明科・中川手の龍門寺に建っています) 

それからひと月ほどして、かみさんがまた呼びます。「おまえさん、こんだ(今度は)犬の子だわや」といいます。吉兵衛が戸口へ行ってみると、かわいい子犬が「クン、クン」といって、足元にじゃれついてきました。

「おう、あの山犬の子だで、こりゃ飼ってやらねばなるめえ」。かみさんは「おらの食うものも、ろくにねえっていうだに、こんな山犬の子を飼うだかい」といいます。「バカいうでねえ。飼わなけりゃ、天狗山の道をどうやって通るだ」というと「そういうこともあるねえ」と、かみさんも納得しました。   

その後、吉兵衛の家では、畑の作物もよくでき、商売もうまくいったといいます。   

                                                                           

      * 「あづみ野 明科の民話」(あづみ野児童文学会編)を参考にしました。   

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メディカルハーブ-22   メドースイート

エリザベス朝時代にガーデンの生垣用として人気の高かったハーブですが、当時から解熱や鎮痛にも利用されていました。

1860年代にサリチル酸という抗炎症性の物質が、はじめてメドースイートから抽出されました。    

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それから60年後、サリチル酸を改良したアセチルサリチル酸が合成されました。このハーブは、元の学名をスビラエア・ウルマリアといい、それに因んで「奇跡の薬」はアスピリンと命名されました。

夏、開花中に採集し乾燥したものを用います。冷やす作用によって炎症や発熱を抑え、消化管を保護します。

アスピリンを長期連用すると胃潰瘍や胃出血を生じることがありますが、メドースイートにはそのような副作用がなく、サリチル酸の効果が穏やかに発揮させます。胃酸過多、下痢などに用います。

なお、サリチル酸やアスピリンに対してアレルギーのある人は使用できません。

◆ 和名     セイヨウナツユキソウ

◆ 学名     Filipendula ulmaria 

◆ 主要成分  サリチル酸、フラボノイド、タンニン、クエン酸、粘質物、揮発油 

◆ 作用     抗炎症作用、抗リウマチ作用、利尿作用、発汗促進作用、鎮静作用、健胃作用

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明19日からハーブガーデンを無料公開いたします

ハーブスクエアのハーブガーデンの花が少しずつ花開いて来ましたので、明日(19日)から無料公開いたします。

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ことしは春先から気温の低い日が多く、5月に入ってからも低温状態が続いたことなどから全体とし開花が例年よりも遅くなっています。

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このようなことから個々の生育も遅れていますが、花開いたものもでてきていますのでオープンすることにいたしました。どうぞ、ごゆっくりご鑑賞ください。

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ガーデンは例年、花がきれいに咲いている時季のみオープン期間とし7月末日までの予定です。公開時間は午前9時30分から午後4時30分になります。

なお、ガーデン散策に当りまして次のルールを守っていただけますようお願い申し上げます。

① 植え込みの中には入らぬようお願い申し上げます。

② 小学生以下の子どもさんの単独入場はできません。

③ ペットの連れ込みと、園内での飲食、喫煙はできません。

④ 写真撮影は自由ですが、通路が狭いため三脚のご使用はご遠慮ください。

なお、スタッフが手入れ作業をしていることが あります。あらかじめご了承ください。

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安曇野の鏝絵-16  モルタル壁に描かれた洋風鏝絵(1)

安曇野市豊科高家(たきべ)に国の登録有形文化財に指定されている旧信濃教育会館があります。

平成2(1990)年に長野市から移築され、現在は信濃教育会生涯学習センターとして市民が一般使用できるようになっています。

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建て物は、昭和4(1929)年に完工した偽洋風建築様式の木造2階建てです。外壁はモルタル塗りで、車寄せが建て物に重厚さを与えています。

その車寄せの三面に、ゲッケイジュの枝をリボンで結んだ洋風鏝絵が施されています。デザインはシンプルなものですが、車寄せの重厚感に加え三面に配置された鏝絵が建て物の威厳を増長させているかのようです。

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古い蔵造りの建物が建ち並ぶ松本市の中町通り。なまこ壁と白漆喰の蔵の中にあって、大正ロマンの香りが漂うノスタルジックな建て物があります。

天井部の装飾、円弧を描くような丸みをもたせた二階のバルコニーなど周囲とは違った雰囲気と外観が目を引きます。     

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大手4丁目にあるこの「ミドリ薬品」は、大正10(1921)年創業の医薬品の小売店で、現在の建て物は大正14(1925)年に着工し昭和2(1927)年に完成したということです。 

建築物の前面にモルタルや銅板で装飾した壁をつけ、通りから屋根を見せないようにした洋風建築を看板建築と呼びます。関東大震災後、東京下町を中心に始まり、すぐに全国へ広がった建築工法です。このミドリ薬品の建物も代表的な看板建築といえます。

鏝一本でモルタルをさまざまな形に仕上げる左官職人の技により、店の正面を洋風のイメージに仕上げています。

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正面の壁は「洗い出し」という工法で塗り、上部に洋風鏝絵を描いています。「薬」の文字をベイリーフが囲み、豪華なガーランド模様が下支えしています。これらの上には、スズランの花が施されています。

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少し離れた界隈にも看板建築があり、建て物の正面に鏝絵を掲げた飲食店(凡蔵、大手4丁目)があります。

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三輪のバラの花を包み込むようにガーランドが配置されています。ガーランドの両翼にもバラの花があしらわれています。

* 安曇野とその周辺で見ることができる鏝絵を「安曇野の鏝絵」として紹介しています。

次回から洋風鏝絵を何回か取り上げます。また、タイトルを「信州の鏝絵に見る左官職人の技」として、安曇野以外の鏝絵をご紹介します。

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故郷に戻れないコハクチョウたち

以前、当ブログで書きましたように安曇野で越冬したコハクチョウは、例年2月下旬から4月にかけて生まれ故郷のシベリアへ帰って行きますが、ことしは異変が起こっています。

昨シーズン1,338羽の飛来が確認されましたが、今も安曇野に9羽がとどまっているのです。

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それというのも冬を過ごしている間に、高圧避雷線などに翼を引っ掛けて怪我をしたためで、シベリアまでの4000kmの長旅に耐えられないからです。

残っていて犀川白鳥湖(豊科・田沢)で過ごしているのが8羽。怪我をしたコハクチョウを含む親鳥4羽とその子どもたちのようです。

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そして、もう1羽が御宝田遊水池(明科・中川手)にいます。

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犀川白鳥湖にいる4羽のコハクチョウの幼鳥は、怪我した親鳥たちが中州で休んでいる間、川に入って餌を探したり周辺の空を飛んだりして元気に暮らしています。

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頭部が黒ずんでいるのが幼鳥ですので、見分けることができます。

親鳥の怪我が癒えれば北帰行を始めるかもしれませんが、いましばらくは飛び立つような様子も見られませんので、この1年、安曇野でシベリアから他のコハクチョウが飛来するまで過ごすのかもしれません。

となると、幼鳥たちもこのまま安曇野で幼鳥期を過ごし、成鳥となっていくことになります。

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信州の瓦鍾馗を探して-15   外塀、門柱の上の鍾馗さん

信州の鍾馗さんは大棟に上がっていることが圧倒的に多く、小屋根の上でもたまに目にすることがあります。探索の時は、視線が自然と屋根に向かいます。

外塀や門柱の上というのは滅多にありませんが、短い期間内に立て続けに3体に出合いました。いずれも安曇野市内で見たもので、大棟ばかり見ているとあやうく見落とすところでした。

時どき通る豊科高家(たきべ)の道路沿いに、漆喰壁の塀を巡らせた大きな家があります。

確か昨年夏から秋にかけて、外塀の瓦屋根の改修工事をしていました。

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今年に入ってそのお宅の前を通った時、新しく葺き替えられた瓦屋根に鍾馗さんが載っているのに気づきました。

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記憶に間違いがなければ、改修前は同じ場所に亀の飾り瓦が上がっていたはずです。改修を期に鍾馗さんを蔵出しして来て模様替えしたのでしょうか。

破損した口から胸元にかけてセメント補修したような痕が大きく見えます。捨てられることなく、補修とともにいま再び復帰したということになるのでしょうか。

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桜が散ろうとしている時季、堀金烏川の古い大きな屋敷の側を通っていた時やはり漆喰壁の外塀に鍾馗さんが上がっていることに気がつきました。

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木型(または鋳型)で型抜きした量産ものですが、烏川では初めて見た鍾馗さんです。

上の2体は外塀の上にありましたが、こちらは門柱の上に飾られていました。別の日、豊科田沢で見かけました。

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瓦鍾馗研究家の服部正実さん(京都府在住)や小沢正樹さん(愛知県在住)からも異口同音に「門柱の上というのは珍しいです。初めてですね」と話されています。

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服部さんは「親指と人差し指を立てていますが、人 差し指と中指を2本合わせた『刀印』を結んでいる鍾馗はよくありますが、こんな『印』は初めてです。右手に持っている剣もこの鍾馗さんの為ではなく別の用 途で作られた既製品だと思いますが、こんな形でこんなぴったりのサイズのものがよくあったものだと思います」と評されています。

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さらに小沢さんは「全体の印象は素朴ですが、顔の表情など、細部は結構丁寧に作りこまれているように見受けました」と印象を語っています。

 

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早苗、水鏡、雪形、レンゲ~安曇野に残る農村風景です

安曇野はいま田植えのシーズンを迎え、あちこちの田んぼに次々と苗が植えこまれ、農家は多忙を極めています。

雪を被った北アルプスの秀峰・常念岳。早苗が植えられた山麓の水田。その水田に映る山影。この時期見られる安曇野ならではの光景です。

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水を張った水田が鏡のように山々を映すことから、このような情景を水鏡と呼びます。     

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植えこまれて間もない早苗が、元気よく活着しているのが分かります。     

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常念岳の中央部の山肌に、「常念坊」(袈裟姿で徳利を持つ僧侶の姿)の雪形が現れています。向かって左手に「万能鍬」の雪形も出来つつあります。

雪形は昔から農家の人たちに、農事暦を知らせてきました。田植えと前後して蔬菜の種蒔きや苗の植え付けも始まっています。

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近くの休耕している田んぼにレンゲが花開いています。

レンゲは大気中の窒素を取り込み蓄えながら育ちますので、昔は緑肥としてあちこちに植えられていましたが、今はなかなか見ることができなくなってきました。

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レンゲといえば蜜蜂ですが、朝早くからたくさんの蜜蜂が採蜜にきています。

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