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「海を渡る美しい蝶がいる」という話しを聞いたのが、数年前。そのまま小耳にはさんで聞き流していたことに気づき、「これは一度、見ておこう」と出かけました。
行き先は、アサギマダラが吸蜜できるようにフジバカマをたくさん植え込んである大町市の外れにある民家の裏庭。
暖地や低地で羽化したアサギマダラの成虫は、春から夏にかけて北東へ、あるいは高地へと移動し、夏の終わりから秋になって涼しくなると、繁殖した子や孫の世代が暖地や低地に舞い降りるように戻って来て、南へと旅を続けるという習性についても聞いていました。
9月になって10日置きくらいに訪問しましたが、これまではお目にかかれていません。 そしてこの日、はじめて合うことができました。
庭仕事をしていたこちらの家人の話しでは「今年はいつまでも暑かったので、いつもよりやって来たのが遅いですね。それに今のところ数もかなり少ないですね。今日が一番多く飛んでいますかね」といいます。
前翅長は5cm 前後でしょうか。羽を広げると10cmくらいになり、黒と褐色の縁取り模様とステンドグラスを思わせる透けるような浅葱(あさぎ)色の斑(まだら)紋様が実にきれいです。
この姿が名前の由来になっているようです。
新たに繁殖したアサギマダラの子や孫の世代が、これから適温の生活地を求めて南方へ移動を開始するそうです。遠く九州や沖縄、あるいは台湾にまで海を越えて飛んでいきます。
海を渡って1000km以上の大移動です。
この時季、白樺峠(松本市奈川)では、サシバ、ノスリ、 オオタカなど暖地を求めて上昇気流に乗って移動する「鷹の渡り」が見られますが、こんな小さな蝶も海を渡るなんて…。
これまで目にしたことがあるかも知れないアサギマダラ。ただ蝶の飛ぶ風景として見ていて最近まで識別も出来なかったのですが、驚くべき習性を知ってすっかり魅せられました。
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安曇野・穂高の秋の祭り「御船祭り」は、先月27日大人船のぶつけ合いで終わりましたが、30日この御船祭りで曳かれた子供船を、特別に地域外の人でも曳くことができる機会がありました。
穂高神社に奉納される御船はいつもはその町内の人しか曳けませんが、特別展「安曇野のお祭り展」のプレイベントとして穂高神社から特別展の会場となる穂高交流学習センター「みらい」までの約1kmの区間を、誰でも曳くことができる催しを企画したものです。
大型の台風接近ということで当日の天候が危ぶまれましたが、船が穂高神社を出発した午前9時頃にはからりと晴れあがり、お船の曳航に参加した100人余りが手綱を曳きながら汗を流しました。
子供船は船体を紅白の幕で被い、その周りを子どもたちが着た晴れ着で飾りつけます。船の上と中に笛や太鼓でにぎやかに祭りばやしを奏でる子どもたちが乗り込みます。
そして、船の舞台には穂高人形で造られた歴史絵巻の一こまが飾られます。この日は「池の禅尼 頼朝を助ける」の場面を人形で再現した穂高区の子供船を曳きました。
子供船は大人船ほど大きくはありませんが、それでも全長約7m、高さ約4mあります。重量も1トンほどあるといいますので、後ろから大人たちが船体を押します。
曳航コースの最大の難所、信号を直角に曲がってすぐに勾配のある坂道に差しかかりました。
太鼓や笛が勇気づけるように激しく打ち鳴らされる中、力を合わせて上り切りました。
そして、無事、目的地に到着した子供船。初めて縁起ものの御船を曳いた人たちは、満足気な面持ちで御船を見上げていました。
曳航された子供船は、10月6日(土)まで特別展会場に展示されます。
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「アート・自然・暮らしにふれる 秋の安曇野ゆったり散歩」を呼びかける「安曇野スタイル2012」は、11月1日(木)~4日(日)開かれます。
8回目を迎える安曇野スタイルは、年々参加する作家、施設などが増え今年は93会場117組の参加者によるふだんは見られない工房の公開や作品展示、創作体験、特別メニューなどが来訪者を迎えることになっています。
このガイドマップが、このほどでき上がり配布を始めています。参加者が企画する展示内容のほか、各会場の会期時間や地図が一覧になっています。
安曇野には、ものづくりや文化活動に携わる人たちや、工房・アトリエ・美術館ギャラリー・クラフトショップ・飲食店・宿泊施設などたくさん点在しており、それぞれ独自のカラーがありとても個性的です。
そんな色とりどりな参加者が、いつもとは参加者がいつもとはひと味違う安曇野の魅力を演出してくれる催しが、安曇野スタイルです。(「安曇野スタイル」のガイドマップから)
今年は来訪者の足の便を考え、周遊バスが臨時に運行されることになっています。1日乗車券もあり、発行当日ならば自由に乗り降りができます。
安曇野スタイルについての問い合わせ先は、☎ 090・9354・1279(成瀬さん)です。
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むかし、雲龍寺の隠居寺として建てられた青柳庵に、庵主(あんじゅ)さまという尼さんが一人で住んでいました。庵主さまは、村を托鉢(たくはつ)して、ひっそりと暮らしていました。
托鉢してまわる庵主さまの後ろ姿を見て、村の女衆のうわさ話に花が咲いていました。「なんか、わけありなお人みてえだいねえ」「あんねに色白で、むかしはきつとえらく美人だったにちげえねえに、今じゃ、頭丸めてお衣姿だでなあ」「そういやあ、庵主さまの笑い声ってのは、聞いたことねえわなあ」
(大正期に焼失した後に再建された青柳庵。元の建物では、江戸末期から明治期にかけて寺小屋など村の子どもの勉学の場として利用されていたといいます)
秋が近くなり、ブナ林がわずかに色づきはじめた、ある日の夕方のことでした。托鉢から戻った庵主さまが、外で足を洗っていると「ザックザック、シャキシャキ」と勝手の方で、小豆をとぐような音がしました。「はて、だれぞ見えているのかな」と家の中をのぞくと音はピタリと止みました。
しかし、しばらくすると「ザックザックザック、シャキシャキシャキ」と聞こえてきます。「はて、不思議なことじゃが、今夜は久しぶりに小豆粥(あずきがゆ)でも炊いて、いただきましょうかな」と、音に誘われたように、庵主さまのその日の夕餉は小豆粥のごちそうでした。
それからしばらくしたある日、今度は「ゴリゴリ、ゴリゴリゴリ」と、しきりに味噌をするような音が聞こえてきました。「おやまあ、今度は温かな大根の味噌汁がいただきたくなりましたよ」。
庵主さまは楽しげに独り言をいいながら、托鉢でもらった大根を刻んで、あつあつの味噌汁をいただきました。
(庵主さまは、このようなやさしい顔立ちで、ムジナと接していたのでしょうか)
それから、またしばらくした夕暮れ時のことでした。「ズイコン、ズイコン、ズイズイズイ」と、外でノコギリで木を切る音がしてきました。そのうちに「ズイコン、ズイコン、ハッハッハー」と、ノコギリを引く人の息づかいまで聞こえてきました。「こんなに日が暮れてから、気を切る人もいないはずじゃが…」。
そっと外をのぞくと、大きなムジナが一匹、しっぽをぴんと立てて、何かしています。ぴんと立ったしつぽを後ろに倒して、右に左にと揺らしました。すると、しっぽの毛が揺れて「ズイコン、ズイコン」と、ノコギリで木を切る音がしました。
次にしっぽを上下に振ると、「ハツハッハッ」と息づかいの音になりました。ムジナの一生懸命な様子に、庵主さまは「オホ」と小さな笑い声を出してしまいました。すると、ムジナはパッと消えてしまいました。
やがて、ブナ林の葉が黄金色に染まり、冷たい風が舞い散るようになったころ、「おー、さむ」 托鉢から帰ってきた庵主さまは、戸口を開けて中に入ってまもなく「トン、トン、、トントントン」 と、戸がたたかれました。
庵主さまは、あのときのムジナだなと、とっさに思いました。「はい、 はい。お入りなさいな」。そういっても「トン、トン」と、戸をたたく音がします。なかなか入ってこ られないムジナの様子に、庵主さまは、とうとう声を上げて笑い出しました。
(青柳庵の前に多数の石仏が安置されていて、市有形民俗文化財に指定されています)
「まあまあ、大きな体をして、ずいぶん気の弱いムジナだこと。オホ、オホ、オホホホホ。はい はい、それでは今夜は久しぶりに小豆粥を炊くことにいたしましょう。わたし一人ではさびしい ので一緒にごちそうになりましょうぞ」。
かゆが煮えるいい匂いに誘われて、のそのそとムジナ が入ってきて、やがて庵主さまと小豆粥を食べました。
しばらくして、村の人たちの間に妙な話がささやかれだしました。「変なことだいね。庵主さまはひとり住まいのはずが、夜な夜な庵から話し声がするってぞ」「あの物静かな庵主さまが、オホホ、オホホと笑い声立ててるのを、聞いたもんがいるっていうしな」。
時が経つにつれて、噂は大きくなりました。「でっけえムジナが出入りしてるのを見たって話だ ぞ。庵主さまは、ムジナにたぶらかされてるじゃねえだかい」「おらとこの大根抜いてったのは、そのムジナにちげえねえ。もしかしたら庵主さまがムジナ使ってやってるこんかもしんねえぞ」「なんにしても、気味悪いこんだわ」
(青柳庵の境内には、西国や秩父の観音霊場に行けなかった人たちのために念仏塔などを建て、それをお参りすることにより巡礼の代わりにした石塔も残っています)
村の人たちは、だんだん庵主さまを避けるようになり、托鉢で分けてもらう食べ物も少なくなっ ていきました。いよいよその日の暮らしにも困るようになったある日、村の人たちの噂話を耳 にした庵主さまは、ムジナにいいました。
「おまえが来てくれて、本当に楽しく過ごせました。で も、わたしを助けようと大根を抜いてきたりしては、村の人に申し訳がたちません。わたしも年 老いて、目も悪くなってしまいました。わたしの家は越後(=新潟県)にあります。わけあって、長い間帰ることができずにいたけれど、他に頼るところもないのでわたしを越後までつれて行 っておくれ」。
ムジナは、旅人の姿に化けると、庵主さまの手を引いて越後に向かいました。その後、ムジナが再び戻ってきたかどうかは、誰も見たことがないので分かりません。そして住む人のいなくなった青柳庵は、火事で焼けてしまいました。
* 「あづみ野 明科の民話」(あづみ野児童文学会編)を参考にしました。
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茅野市にある頼岳寺は、境内から一望できる諏訪湖が鵞鳥(ガチョウ)の姿に似ていることから山門に「鵞湖禅林」の額が掲げられています。住職に来意を告げて本堂へ入れていただきました。
一対の額装された鏝絵が祭壇上の左右に飾られています。
この見事な出来栄えと迫力に圧倒されカメラを構えるのも忘れ、しばし見入ってしまいました。
羅漢の一人ひとりの表情が克明に描かれています。手にしている仏具なども写実的ですし、虎も凄まじいばかりの迫力で迫って来ます。
鏝絵は絵筆の替わりに鏝を使い、短時間のうちに漆喰土を塗り重ねて彩色し創り上げますが、小川天香が遺した大作「十六羅漢像」は左官職人の真骨頂といえます。
フレスコ画と比べても全くの遜色を感じさせない日本独自の芸術作品、誇るべき力作といえるのではないでしょうか。
羅漢とは、 お釈迦様の弟子の中で一切の煩悩を断って修行を完成して悟りをひらいた尊敬するに値する高僧を指し、特に優れた代表的な16人の弟子を十六羅漢といいます。
十六羅漢は涅槃(ねはん)に入ろうとする釈迦から、永く現世にとどまり仏法を護持して衆生を救済せよといわれ、各地で仏法を守り伝えたといいます。
この鏝絵を描いた小川善彌(号は天香)といい、茅野市の出身で昭和25(1950)年に没しています。
天香は10代で左官になり、上京して今泉善吉に師事。今泉善吉は鏝絵の元祖「伊豆の長八」こと入江長八の高弟です。ですから長八の流れを組む鏝絵作家といえます。
十六羅漢像は、天香が39歳の大正6(1917)年の作で頼岳寺に奉納したものです。現在、頼岳寺の本堂に扁額として大事に飾られています。
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佐久市はかつて岩村田藩1万6千石の城下町でした。ここに中山道の宿場がありました。岩村田宿、塩名田宿などです。
中山道69次のうち、江戸から数えて22、23番目の宿場でしたが、旅籠はいずれも10軒以下の小さな宿場だったようです。一説によると旅人たちは城下町の堅苦しさを好まず、敬遠したため大きく発展しなかったということです。
この岩村田宿に3体の瓦鍾馗があります。
そのうちの一つ、小屋根に載っている鍾馗さん。
この鍾馗さん、坐っています。瓦鍾馗を研究している小沢正樹さんによると鍾馗座像は「あまり多くはない」と言います。
さらに、この鍾馗さんの左手に注目すると…。
手にしているのは、討ち取った鬼の首です。この鍾馗さん、鬼との格闘で疲れ、腰かけてひと休みしているのでしょうか?
やはり小沢さんの調べでは、鬼の首を手にした鍾馗さんは、全国的に見てもあまり多くはなく鬼の首を携えている鍾馗さんは、長野県に多く見られるということです。
そういえば、わたしもこれまでに鬼首を手にした鍾馗さんは、5体、鬼を懲らしめている鍾馗さんは9体を目にしています。いずれも長野県内です。
そうなると、上の鬼の首を手にして坐っている姿の鍾馗さんは、全国的にも類例がない鍾馗さんになるかもしれません。
上も下も、すぐ近くにあった鍾馗さんです。比べると、すぐに分かるかと思いますが非常によく似ています。顔全体、衣のたなびき具合などが酷似しています。背面に板瓦があるかどうかの違いといってもいいかもしれません。
同一作者か、その弟子が作ったものか、はたまた別の人が真似て作ったものかは分かりませんが、よく似ているものが両隣りに掲げられています。
こちらの家人の話では、かつて「隣りにも立派な鍾馗さんが上げられていた」ということです。
今は更地になっていて建物は見られません。その鍾馗さん、今はどうしているのでしょうか? 健在で屋根に上がっているのでしょうか?
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むかし、重柳(しげやなぎ)に百姓の万蔵ときよの夫婦が住んでいました。この夫婦には、お米、お玉という仲の良い姉妹がいました。
姉のお米は、家の中にいて食事を作ったり、針仕事をするのが好きで、おとなしい娘でした。妹のお玉は元気がよく、田畑の仕事が好きで、父や母を助けてせっせと働いていました。
ある年の春のことです。田んぼの仕事が始まって忙しくなってきました。朝は日の出る前から、夜は暗くなるまで、田起こし、苗代作り、種蒔きと、猫の手を借りたくなるほどの忙しさでした。そんなある日、万蔵が馬に鋤(すき)をつけ、田起こしをしていると、まだ生まれたばかりの小さな黒いヘビが、にょろにょろと馬の下を横切ろうとしました。
(むかしは、このように馬に鋤をつけ、田起こしをしました=豊科郷土博物館蔵)
万蔵は、はっとして「どうよ、どう」と、馬を止めましたが、間に合わず、鋤でヘビを二つに切ってしまいました。「いけねえことをしちまったいなあ」とヘビを見ると、しばらく苦しがっていましたが、そのうち動かなくなってしまいました。
「かわいそうなことをしちまった。ここのままじゃ、いけねえで、埋めてやらずよ。どうか成仏(じょうぶつ)しておくれよ」と言って畔(あぜ)の横の柳の木の下に穴を掘って埋めました。手を合わせ拝んで、ふと下を見ると、いつの間に来たのか、大きな黒いヘビがとぐろを巻いて、じっと万蔵を見ていました。
(黒い色をしたヘビというのは、ヤマカガシのことでしょうか=大町山岳博物館蔵)
万蔵はなんだか怖くなり、真っ青になって家へとび帰りました。それから三日ほどして、苗代の種蒔きを終えました。「今年もやっと種まきが終わったで、今夜は風呂沸かし米の飯をたいて祝いをしねえか」と万蔵が言うと、きよも「そうだいね。さっそく家へ帰って用意するわい。お玉や、さあ帰らねえか」とお玉に声をかけました。
「まだ日が高いで、おらセリでも採っていくで、先に帰っておくれや」というので、万蔵ときよは、鍬(くわ)やモミ袋をかついで先に家に帰りました。お玉は、田の畔に長く伸びたセリを引き抜き、両手に持ち切れないほど採ったので、藁(わら)でクルクルと束ねました。
「あーあ、疲れた。一休みしていくか」と、腰のあたりをトントンとたたいて、柳の木の下へ行って腰を下ろしました。背中を幹にもたせていると、仕事の疲れがでたのか、うとうと眠ってしまいました。
そこへ、どこから現れたのか、大きな黒いヘビがスーと近づいてきて、お玉の体にぐるぐると巻きつきました。「ひぇー、だれか助けてーえ」と目を覚ましたお玉は叫びましたが、だんだん苦しくなってきました。
(重柳住民の氏神さま・重柳八幡神社。万蔵も何かにつけ、お参りしていたのではないでしょうか)
すっかり暗くなってもお玉が戻らないので、心配になった万蔵はあちこちと探しにでかけました。そして、田の畔の黒い影を作っている柳の木の下までやって来ました。提灯(ちょうちん)の明かりを黒い影に近づけてみると、お玉でした。「おい、お玉、お玉。どうしたんだ」と叫びましたが、お玉は息絶えていました。
万蔵は、ふと三日前の小さなヘビのことを思い出しました。
「ああ、なんてこっつら。おらがヘビの子を殺しちまったばっかりに、お玉が……。おら、へぇだめだ。どうしたらいいずら」と、お玉を抱いたまま、その場にへたりこむと、さめざめと泣きました。
そんなことがあってから、村の人たちは気味悪がって、この柳の木へは誰も近づかなくなりました。それから後、このあたりは柳がたくさん生い茂り、林のようになりました。なかでもひときわ大きい柳の木を、村の人たちは「お玉やなぎ」と呼んだそうです。
* 『 あづみ野 豊科の民話 』(安曇野児童文学会編)を参考にしました。
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料理用のハーブとして広く知られているバジルの葉は、クローブに似た強く清涼なスパイシーな香味が人気を呼ぶようです。
ニンニク、トマト、ナス、そしてイタリア料理との相性がいいことから良く用いられます。
メディカルハーブとしては、消化促進作用がありますので胃もたれなどの時に使用します。
バジルには副腎皮質を活性化する働きがありますので、葉で作ったワインは強壮催淫効果もあります。
葉には、強い殺菌作用もありますので、蚊よけ、寄生虫の駆除、あるいは、たむしや蛇の咬み傷、虫の刺し傷、にきびの治療にも用いられてきました。
また、精油を吸入すると心身が爽快になり、ウイルスに感染して鈍った嗅覚が刺激されます。
マッサージオイルに入れて使用すると、神経の強壮剤になり酷使された筋肉が和らぎます。
敏感肌、妊娠中の人は使用を避けます。
◆ 和名 メボウキ
◆ 学名 Ocimum basilicum
◆ 主要成分 エストラゴール、サフロール
◆ 作用 消化促進作用、殺菌作用、強壮作用
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おいしいパウンドケーキについてご案内いたします。もちろん余分な着色料や保存料などを入れないまろやかな味のローカロリーケーキです。
商品名は「スパイスケーキ」といいます。名前の通り、カルダモン、シナモン、フェンネル、クローブなど4種のスパイスを混ぜ込み、バターではなく食用植物油を使っています。
三温糖で甘味もほどよく抑え、パサパサ感もなくしっとりと焼き上げていて、ずっしりとした重みもあります。
スパイスの香りもなじんでいて満足いただける味に仕上がっており、お茶受けには最適です。
スパイスケーキ 250g 350円(税込み)
* 〔 スパイスケーキ 〕は、ハーブスクエアで通常販売しているほか、通信販売でも取り扱っています。 詳しくは、TEL 0263(83)7782へお問い合わせください。
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